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スマイリーマーク付きでレイヴしてるBehringerのTB-303クローン「TD-3」、ついに国内販売決定! という話

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今年3月に日本でも販売が開始されたBehringerのTB-303クローン「TD-3」。こちらはすでに日本でも発売されているシルバー、レッド、ブルーのほかにイエローとブラックが存在しましてですね。その2つはすでに海外では販売開始されていたのですが、ついにその2色が日本でも販売決定。7/10より各楽器店で取り扱われるようです。

 

3月の国内初回入荷時は即完売するほどの人気だったTD-3

今年3月の国内初回入荷時は、予約注文時点で即完売してしまったTD-3。えっ、なぜ、そう言い切れるかって? 実は私、TD-3が欲しくて予約開始の時点で、シルバーを予約したものの、まさかの完売で次回以降入荷待ち状態に。それから待つこと2ヶ月。5月に手元に届いたのですが、なんとまだ開封の儀を済ませていません(汗)。はよせな…。

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そんな状態ですが、個人的には前から狙っていたスマイリーマーク付きのレイヴ仕様丸出しのイエローがついに国内でも販売開始とのことで、開封さえしていないのにこっちも欲しいなぁって気になっているので、ホント困ったものです。

 

お求めやすい価格のTD-3を2台使いしたい自分と1台目未開封という現実がせめぎあう

とはいえ、販売価格はお求めやすい価格の1万6200円(税込)だし、2台使いも良さげだし、何より本家TB-303使いで知られるアシッドテクノの大家、Hardfloor(ハードフロア)御大は来日するたびに都内某機材店でTB-303を買い漁っているという都市伝説があるくらいなので、マジな話、2台使いもいいんじゃないかなぁという考えが頭によぎっては、1台目未開封という先述の自分の現実と激しくせめぎあっています。う〜ん。

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Behringer、カスタムTB-303クローン開発計画もあったよね!?

欲しいのは山々なんですけどねぇ。余談ですが、TD-3の販売元、近年の音楽ハード機材シーンにおける”クローンシンセ・ギャング”的ポジションを不動のものにしているBehringerでは、以前、TB-303のカスタム版「Devil Fish」のクローンを販売する計画も。

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しかしながらこちらは権利関係とかカスタム職人との間での大人の事情で頓挫します。ただ、転んでもただでは起きないのが”クローンシンセ・ギャング”。なんと別のカスタムTB-303クローンの開発に乗り出す計画があることを明かしたというから驚きです。 

その後のこのカスタムTB-303クローン計画の進捗が気になるのもあるし、今回は新たに買い足すことは見送りでもいいのかななんて、自分を納得させる理由にしています。そんなわけで使うかどうかもわからないシンセをコレクション的にお金の心配なく購入できるブルジョワ系トラックメイカーになりたい私がここにいます。

煩悩を消す。そのためにもまずは開封の儀を行なった上で、今週末はYouTubeで公開されているTD-3のクイックチュートリアル動画を見ながらアシッドなベースラインを奏でてみようと思う次第…。以上、お後がよろしいようで。

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Top Image via Behringer