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Skreamが完全新曲のみのダブステップDJセットをロイヤル・アルバート・ホールにて披露という話

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ここ最近、過去のダブステップ蔵出し音源の販売や、かつての盟友Bengaとのジョイントセットの再開を示唆するなど、ダブステップ回帰モードを示唆していたSkreamが、今月ロンドンの有名クラブ「fabric」によるライブ配信イベントシリーズ「London Unlocked」に出演。久々にダブステップDJセットを披露しました。

 

Skreamが「2002年以降の自分を作り上げたサウンドの祭典であり、最も意味のある時代のサウンドを表現したかった」と語る約1時間のDJセットでは、ダブステップMCとして知られるCrazy Dをフィーチャー。ここ一ヶ月以内に制作したというSkreamの完全新作ダブステップ曲のみがプレイされました。

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DJセットが披露されたのはロンドンの名所のひとつで、3月29日に開場150周年を迎えたばかりのロイヤルアルバートホール。

 

 「London Unlocked」では、3月14日から4月25日まで毎週日曜日にロイヤルアルバートホールのほか、ロンドン・コロシアム、ヴィクトリア&アルバート博物館、タワーブリッジ、スミスフィールド・マーケットなどのロンドン市内の名所からDJセットがライブ配信されます。

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今後は、Kode 9、Midland、OK Williams、SHERELLEらが出演予定ですが、現在はすでに配信されたBradley Zero、Shy One、Fabio and Grooverider、object Blue、BatuらによるDJセットのアーカイヴも公開されています。。

 

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また、「London Unlocked」では、コロナ禍によって閉鎖の危機にある音楽ベニュー支援のために175万ポンドの寄付を集めるクラウドファンディング「#SaveOurVenues」への参加も呼びかけています。プロジェクトで集まった寄付金は、閉鎖の可能性が高い「レッドリスト」に掲載されているThe Waiting Room、EGG LDN Windmill Brixton、BOOM Leeds、The 1865、Y Llew Coch - Machのようなベニュー支援のために使われるとのことです。

今回のSkreamのダブステップセットは、ヘッズにとって待望というにふさわしいものでした。それだけに今後、彼がさらにダブステップ回帰していくのかどうかが気になります。

また、今回のDJセットのために制作された新作音源がどのタイミングでリリースされるかも気になりますが、そちらは以前の蔵出し音源のように案外、Bandcamp Fridayにあわせて、そのうち販売されたりして。ちょうど今週はBandcamp Fridayだし、Skreamからのなんらかの発表があることに期待したいところです。

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Reference:https://www.mixmag.net/read/skream-new-dubstep-mix-london-unlocked-news