2020年11月ももう終盤。気づけば今月は1記事しか公開していないという体たらく。今、結構な深夜で非常に眠いのですが、最近、”明日やろうはバカ野郎”がかなり身に沁みてわかってきたので眠い目をこすりながらこの記事を書いています。
というわけで本題へ。11月25日(アルゼンチン現地時間)になんと、サッカーレジェンドとして知られるマラドーナがお亡くなりに。死因は心臓発作だそうで享年60歳。偉大なレジェンドにとっては早すぎる死となりました。
マラドーナといえば、「神の手ゴール」や「5人抜きゴール」で一般的にも知られていると思いますが、私にとっては、1994年W杯米国大会でのドーピングによって追放されたバッドボーイな話も未だに強く記憶に残っています。あとは00年代後半には母国アルゼンチン代表の監督に就任した時もかなり衝撃的でしたね。思えば、幼少時からテレビや漫画でマラドーナの伝説的なエピソードに触れてきたのですが、そういえば、その時が自分の中で1番マラドーナという人物についてリアルに感じていた瞬間でした。
そんなわけで元サッカー部員としては、なかなか残念なニュースだったのですが、マラドーナ死去の報道は、サッカーメディアだけでなく、以外にもカルチャーメディアでも大きく取り扱っていて驚きました。
その中のひとつで読んで面白かったのがこの記事。
記事は元オアシス(Oasis)のリアム・ギャラガー(Liam Gallagher)がマラドーナに実際に会った時のことを語るVice/Noiseyの動画インタビューを紹介するものなのですが、このエピソードがなかなかすごい。なんとギャラガー兄弟、マラドーナに脅されたことがあるそうな…。
記事によるとアルゼンチンでのオアシスのライブ後にギャラガー兄弟がバーに繰り出したところ、マラドーナの一団に遭遇。彼らがマラドーナに会う許可をもらって部屋へ入ると色々な“アクティビティ”が行われており、マラドーナは部屋の真ん中でペットボトルのふたでリフティングしていたそうです。
そんな中、ギャラガー兄弟は、なんとなくマラドーナが不機嫌そうな感じがしたので、写真だけサクッと撮って帰ろうとしたところ、なにやら通訳とマラドーナが会話しており、2人がその内容を通訳に聞いたところ、「部屋にいる女性を1人でも持ち帰ったら銃で撃つ」と脅されていたとのこと。なんちゅーか、マラドーナらしいバッドボーイな輩エピソードですね。
なんにせよ、サッカー界のレジェンドでありながら、人生における光と影の両方を味わってきたマラドーナ。そういやバティストゥータが昔、なんかのインタビューで荒れてた頃のマラドーナについて語っていたことを思い出しました。
ちなみにマラドーナ死去に関して、地元アルゼンチンではこんな状況も見られたそうです。
「マラドーナは死んでいない」 アルゼンチンファン、感謝のチャント(字幕・26日) pic.twitter.com/k8OCm831Ke
— ロイター (@ReutersJapan) 2020年11月26日
そんなわけで彼が輩な感じを見せつけたギャラガー兄弟たちのこの名曲をここに記すことで”不滅”の彼を追悼したいと思います。それでは聴いてください。オアシスで「Live Forever」。
余談ですがいつしかW杯の度に出てくるようになった”マラドーナ2世”(自分の世代だとオルテガとかサビオラとか)、最近だと誰がそう言われてるんですかね?
それとうちの中学のサッカー部では部員全員が”マラドーナ・ターン”(今でいうところの「マルセイユ・ルーレット」)なるドリブルを練習させられていました。以上、お後がよろしいようで。
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Top image via CLASH
Reference:https://www.clashmusic.com/news/remembering-the-time-diego-maradona-once-threatened-to-shoot-oasis