letter music

日々更新される音楽情報を雑談を交えて文字化するWebzine

音楽トレンドの変化とともに注目、ビンテージ機材の質感を再現する「フィジカルモデリング」技術

音楽シーンのトレンドの変化とともに、音楽クリエイターの間で人気になる制作機材のトレンドも変化しています。

例えば、ダブステップやフューチャーベース、EDMが音楽シーンでトレンド化した2010年代では、強烈なワブルベースやリードを作るのに欠かせないNative Instrumentsの「Massive」やXfer Recordsのウェーブテーブルシンセ「SERUM」など、“これさえあれば何でもできる”ソフトシンセが人気を博しました。

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「音楽クリエイターのための総合代理店であり、コミュニティでありたい」――設立10周年を迎えたPlugin Boutiqueにインタビュー

音楽クリエイターであれば、プロ・アマ問わず、一度は利用したことがあるであろうプラグインの総合代理店サイト「Plugin Boutique」。

2012年にローンチされたPlugin Boutiqueでは、これまでに数多くのプラグインをはじめ、ソフトシンセ用のプリセット、チュートリアルなど、音楽制作に関わるさまざまな製品を取り扱ってきました。

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Makotoインタビュー 日本人ドラムンベースプロデューサーのパイオニアが語る、アフターコロナのドラムンベースシーンと楽曲制作

1999年にLTJ Bukem率いる名門ドラムンベース・レーベル「Good Looking Records」と日本人として初のアーティスト契約を結び、一躍日本クラブミュージック・シーンの“時の人”となったMakotoさん。

そんなMakotoさんは、現在、再び盛り上がりを見せるヨーロッパのドラムンベース・シーンの中心地ロンドンを拠点に活動中。今年4月には、London Elektricity率いる人気ドラムンベースレーベル「Hospital Records」から、新たに2019年の『Tomodachi Sessions』以来となる最新アルバム『Motion Of Change』をリリースしています。

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「Flow Machines」開発スタッフインタビュー ソニーCSLのAIアシスト楽曲制作ツールから探る、今後の音楽クリエイターとAIの関係性

近年、さまざまな分野でAIの活用が進んでいます。音楽制作の場面でもAIが活用されるケースは増えており、Soundmainが提供するブラウザベースのDAW「Soundmain Studio」に搭載された音源分離機能や歌声合成機能のほか、作曲支援やサンプルの分類や自動生成などその活用例は多岐にわたります。

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今、最も人気のダンスミュージック「テックハウス」とは? 歴史、音楽性、制作TIPSをまとめてご紹介

ダンスミュージックにおける代表的なジャンルのひとつとして、「ハウス(・ミュージック)」を挙げる人は少なくないと思います。しかし、一口にハウスと言っても、その中にはシカゴハウス、ニューヨークハウス、ディープハウス、フレンチハウス、エレクトロハウス、レフトフィールドハウス、ファンキーハウスなど、さまざまなサブジャンルが存在します。その中でも近年、特に人気を博しているのが「テックハウス」です。

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DTM初心者必見! Disclosureも愛用する指一本でコードが鳴らせる作曲テクニック“サンプル・コード”とは?

DTMを初めたばかりの初心者がつまずきがちなポイントとして多くの人が挙げるものと言えば、コード。

例えば、シンセやギター系のプラグインで作る単音のメロディーのようなフレーズは、音楽の知識がなくとも鼻歌をなぞるような感じで作ることができます。ですがコードの場合はいくつかの音を重ねる必要があるため、最低限のコードを構成する音の知識がないと不協和音になってしまい、聴いていても心地よい音にすることができません。そのためコード進行やスケールについて勉強する必要があると思ったDTMerは少ないのではないでしょうか?

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“メタバース”、“VRモジュラーシンセ”、バーチャル空間で広がる音楽クリエイターの可能性



昨年はコロナ禍の影響でバーチャルライブが勃興し、今年はNFTブームが音楽業界にも波及。最新のバーチャルテクノロジーに関連した音楽マーケットが、音楽クリエイターにとって新たな体験を生み出すきっかけや収益源になっていく可能性が高まっています。

昨年、人気オンラインゲーム『フォートナイト』で現行ヒップホップシーンを牽引するラッパーの1人であるTravis Scottがバーチャルライブを行ったことを皮切りに、これまでに様々なバーチャルライブが行われています。

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