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Travis Scottとマクドナルドが限定コラボメニュー販売! 改めて複数IPと交わる存在感に磨きがかかる *追記あり

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ラッパーのTravis Scott(トラヴィス・スコット)が、ハンバーガーチェーン大手のマクドナルドとコラボ。限定メニュー「Travis Scott Meal(トラヴィス・スコット・ミール)」を9/8から10/4まで販売することが発表されました。

Travis Scottとマクドナルドコラボによる限定セットメニューが登場

「Travis Scott Meal」の”Meal”とはなんぞや? という方に簡単に説明すると海外のマクドナルドでは日本と違いセットのことを”Meal”と言います。なので、これは”Travis Scottセット”が販売されるということを意味します。(私はその昔、海外のマクドナルドに初めて行った際、そのMealの意味がよくわからなくて注文の際に右往左往してしまった黒歴史を持っています)

その「Travis Scott Meal」には、Travis Scottの好物だという、日本のマクドナルドでは今はなき往年のハンバーガー”クォーターパウンダー”にベーコンとレタスを追加したTravis Scott仕様のハンバーガーとBBQソース付きのフライドポテトと飲み物としてスプライトが含まれ、6ドルで販売されるとのことです。現在はマクドナルドとTravis ScottのTwitterからもコラボを発表する投稿も行われています。

複数のIPからコラボを求められる存在、Travis Scott

Travis Scottといえば、今年4月の『フォートナイト』でのバーチャルライブ「Astronomical」が日本でも話題になりましたが、これまでに企業とのコラボではNIKEとのコラボスニーカー、Netflixでのドキュメンタリーや今年7月にはデニムブランド「EVISU」とのコラボも噂されるなど、今や複数のIP(知的財産権)からコラボを求められる存在だと言えます。

今や『フォートナイト』も色々ゴタついているのでアレですが、今後、「Astronomical」第二弾が行われた場合、そこにTravis Scottとコラボした企業が参入し、様々なプロモーションを展開することも考えられなくはないと思います。

Travis Scottによって、エンターテックも加速する?

『フォートナイト』のフィールド内にCactus Jack x NIKE、Cactus Jack x EVISUのバーチャルショップができて、そこでオンラインショッピングができたり、バーチャルマクドナルドができてUber Eatsで「Travis Scott Meal」が届けられるなんてシステムができれば、メタバース化も一気に加速しそう。その意味でTravis Scottはエンターテック的にもかなりアツい、そういった文化のビジネスを広げていく上でもアイコンになれる存在じゃないかなと思います。

実際、この前のkZmのバーチャルライブ「VIRTUAL DISTORTION」ではグッズのオンラインショップもフィールド内に設置されていたので、今後はそういった展開もあればおもしろそうですね。という話でした。

日本では「Travis Scott Meal」はさすがに販売されなさそうですが、先述のような形で米津玄師とコラボしたハンバーガーセットなんかがバーチャル空間内で販売されたりすると、日本におけるメタバース文化も一気に広がったりして…。

追記:アメリカで”Travis Scott Meal”のCMが公開されている模様。

 

Top Image via McDonalds

Reference:
https://edition.cnn.com/2020/09/03/business/travis-scott-mcdonalds-trnd/index.html