恥ずかしながらという気持ち半分、遅ればせながらという気持ち半分
最近、Jun Kamoda氏のRawなHouse、つまりRaw Houseなリリースがツボです。というのも自分の中で何度目かのRaw Houseブームが来ていて、最近Lobster Theremin周りとかが気になってチョロチョロ聴いているのです。
そのきっかけは先月くらいに知ったDJ Seinfeldがデビューアルバムをリリースするという話でして。『Time Spent Away From U』というアルバムのリード曲「Time Spent Away From U」がとにかくカッコよくて、再びRaw Houseっぽいものを聴き出したという感じです。 (アルバム自体は今月リリースされました)
そんな自分の中のRaw Houseリスニングの流れを簡単にまとめると、下のような流れです。
- FunkinEvenとかSeven Davis Jrあたりの初期のApron Recordsを聴く。
- しばらく空いて知人に勧められてL.I.E.S.とかDJ HAUSを聴く
- Aurora Halal、Ital周りを聴く
- SlavというRaw Houseに強いYouTubeチャンネルを知る
ちなみに最近Slavで知った中で良かったのがこちら。
Yaejiという88rising周りの韓国出身でNYで活動する若手女性プロデューサーによる曲をBaba Stiltzがリミックスしたものです。以前、YaejiはブートでDrakeのリミックスを以前公開していて良いなと思っていましたが、このリミックスも個人的にはツボです。
Jun Kamodaを知る
ちょっと話が逸れましたが、そんなことがあってRaw House回帰をしていた時に、その流れで久しぶりにMister Saturday Nightというレーベルがあるのですが、そこの音源をチェックしようかなと思い立ってやっていると、先述のJun Kamoda氏の名前を発見。
Jun Kamodaがラッパーのイルリメで、鴨田潤名義で弾き語りをしたり、(((さらうんど)))のメンバーであることくらいは浅ーく知っていたのですが、ここ2年くらいの間で海外レーベルからしかもRaw Houseっぽい曲をリリースしていることはつゆ知らず…。
なので、冒頭の”恥ずかしながらという気持ち半分、遅ればせながらという気持ち半分”で曲を聴き出したところ、ツボにハマるというか、これが良くて。以来、よく聴くようになったのです。とは言っても、結構最近なのではまだまだ浅いファンなのではありますが…
レーベル・Black Acreの最近の感じは要チェック
個人的にJun Kamoda氏作の中で好きなのがUKはブリストルのレーベル・Black Acre(ブラック・エイカー)からリリースされている『Blind Disco』というEP。勝手なイメージというか、自分がよくBass Music系の曲をチェックしていた何年か前のBlack Acreは、エレクトロニカよりのPost Dubstepに強いイメージがあったので、まさか最近はこんな感じのテイストもやっているとは! と驚きました。
でも、この路線は良いなと思ったので、Black AcreこれからRaw Houseに興味を持った方には是非オススメしたいなと思いました。
またJun Kamoda作品は今月11/24に新作『The Distorted Haunted Ballroom EP』がリリースされます。Bandcampで「Body & Soul」という収録曲が視聴可能です。太くてタイトなキックとカットアップ系サンプルがカッコイイ。そんな曲ですので気になった人は是非チェックしてみてください。
なお、Jun Kamoda氏は本日(11/17)Circus TokyoでのMister Saturday NightのGeneral Ludd来日イベントに食品まつり氏とともにご出演。ということでこの後、私も遊びに行こうと思っています。 それにしてもかなりナイスなブッキング。オーガナイザーさんビッグアップ感がハンパないです。いや〜楽しみだ。道中このMix聴きながら向かおうと思います。
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Top Image via Black Acre bandcamp