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新型iPad AirでDJアプリ「djay Pro AI」が進化! 本体ディスプレイに触れずともスクラッチができてしまう件

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日本時間2020年9月16日未明より開催されたAppleの新製品発表会で発表された新型iPad Airが超テクいです。

 

新型iPad AirのA14チップ、DJアプリ「djay Pro AI」にも恩恵を与える

iPad Proっぽくちょっと角ばったというか、従来の丸みを帯びたルックスとは異なり、デザイン的にはシャープになった印象を受ける新型iPad Airは、今年10月に5色展開で64GBが6万2800円(税別)より発売。

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機能的な特徴は、電源ボタン部分にTouch IDを搭載していたり、5nmプロセスで製造された新型のA14チップを採用していることだと思いますが、実はこのA14チップ、DJアプリにもめちゃめちゃ恩恵を与える超テクい存在のようです。

www.apple.com

新型iPad Air、テルミンのごとく手を触れずともDJアプリでスクラッチを可能にする

Apple Eventsの動画では、DJソフト、アプリの開発販売で知られるAlgoriddimの人気DJアプリ「djay Pro AI」が登場するのですが、これが例のA14チップによって、フューチャリスティックに進化。

なんと、フロントカメラで手の動きをキャプチャーできるようになり、iPad Airの上で手をかざすと、タッチディスプレイに触れずともリアルなタンテやCDJ、DJコントローラーのようにスクラッチができるようになるのです!!

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こうなると”タッチディスプレイ”とはなんぞや? みたいな話になってきそうですが、このテルミン的な操作によるスクラッチはシンプルに面白そうだし、どの程度の感度で動くのか実際に試してみたいですね。

 

将来的にはタッチディスプレイに手を触れずともミキサー、ドラムパッドが叩けたりするかも!?

アプリ上で回るレコードをバーチャルにこすったり、実際に盤なりプラッターに触れる感覚でいじりながら操作するのはある意味、AR的というか、現実が拡張されている気がします。

なので、今後この技術が、例えばアプリ上のミキサーとか、djay Pro AIならMPCのようなビートメイク用のドラムパッドに活かされるようになると、もっと感覚的にこういったアプリを楽しめるようになるのかなと思いました(その場合のDJコントローラーの立ち位置は微妙になってきそうですが…)。まあ、そういう進化も見てみたいなという話です。

なお、この新型iPad Airでの「djay Pro AI」の新機能について、Algoriddimは現時点では公式にサイト内で発表はしておらず、TwitterでApple Eventsの公式サイトのリンクが付いた投稿をRTするのみに留まっています。

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とはいえ、正直、詳細が非常に気になるので、早めにAlgoriddimからのこの新機能についての詳細が発表されることに期待したいですね。ちなみに「djay Pro AI」の”エアスクラッチ”は下の動画の54:25あたりで確認できます。

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以上、お後がよろしいようで。