本日、8/16はサマソニ2019初日。東京では、ファン待望のThe 1975降臨ということで盛り上がっているかと思います。というのも今年はサマソニ初のライブ配信が行われ、現地にいけない人でも配信で楽しめるというありがたい主催者様の配慮があり、私もその配信を今か今かと心待ちにしながら、現在、Bananarama(バナナラマ)の配信を流しながら80sヴァイブス満載の「Love In The First Degree」で1人テンション爆アガり状態になっております。
新曲「The 1975」は、来年2月発売の『Notes On A Conditional Form』内容を示唆?
そして、本日18時以降の配信ラインナップには先述のThe 1975の名前も確認できるわけですが、The 1975といえば、昨年リリースされたアルバム『ネット上の人間関係についての簡単な調査』に続く、4thアルバム『Notes On A Conditional Form』を来年2/21発売することを発表。新曲の「The 1975」をそのタイミングで公開したばかり。
The 1975ファンにとって、「The 1975」はこれまでアルバムの冒頭を飾る曲名として知られていますが、今回はこれまでの「The 1975」が1分台の短い曲だったことに対し、なんと5分弱の楽曲になっているという変化が見受けられました。
この新たな「The 1975」について、レーベルインフォによると、弱冠16歳のスウェーデン人の環境保護活動家であるグレタ・トゥーンベリによるスピーチを主体としたもので、その内容は、石油が世界中で日々1億バレル使用されていることを指摘し、「今こそ目覚め、反逆の時だ」と語りかけるものになっているとのことです。
また初めてスピーチが収録されたことからファンの間では、同曲が新作アルバムの方向性、内容を示すものだという憶測もされているようで、今後の先行曲への期待が今から膨らむといった感じです。
ちなみにShazamではこの「The 1975」が『Notes On A Conditional Form』がアルバムのイントロだと表示されます。
新たな「The 1975」は「The Man Who Married A Robot / Love Theme」地続きという考察
そんな同曲について、興味深い考察が、有名ベテラン音楽ライターの粉川しの氏による考察です。氏のTwitterによると、同曲は前作の「The Man Who Married A Robot / Love Theme」とピアノテーマは地続きであり、同時にそこからの鮮やかな反転の曲でもあるそうです。
インターネットに翻弄された男が現実世界からどんどん乖離していく様を陽気なボイスで物語る皮肉な“The Man Who〜”と、現実世界の深刻な問題をGretaの柔らかな声で告げる
という考察はなるほどなぁ〜と思わされると同時に納得させられます。
The1975の新曲、前作の“The Man Who〜”とピアノテーマは地続きであり、同時にそこからの鮮やかな反転の曲でもある。インターネットに翻弄された男が現実世界からどんどん乖離していく様を陽気なボイスで物語る皮肉な“The Man Who〜”と、現実世界の深刻な問題をGretaの柔らかな声で告げる新曲っていう。
— 粉川しの (@ShinoKokawa) July 25, 2019
本日のサマソニで、この「The 1975」、さらには『Notes On A Conditional Form』からの新曲が披露されるかはわかりませんが、ファンサービスとしてバンドが演奏してくれたらめちゃアガる。そんな風に思いながらライブ配信を楽しみにしていようと思います。以上、お後がよろしいようで。
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reference via Universal Music