昨年、映画『グッド・タイム』サウンドトラックでカンヌ国際映画祭のサウンドトラック賞を受賞したOneohtrix Point Never(ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー)が新たに「Myriad」と名付けられた映像を公開しました。
マルチメディアショー「Myriad」
冒頭から硬いシンセアルペジオの物憂げなアルペジオが聴けることや、別名義ではあるものの、Vaporwaveの怪人と呼ばれる彼らしく、さりげなくそれっぽい映像要素を入れてくるところなどはなんともOPNっぽいです。このサウンド付きの映像は、彼が5月にニューヨークで行うRed Bull Music Academy Festival New Yorkでのマルチメディアショーで”concertscape”と位置付けられた「Myriad」の予告編となっています。
また映像の最後には「Age Of Ecco」、「Age of Harvest」、「Age Of Excess」、「Age Of Bondage」という謎の文言が登場。「Myriad」についてはまだ情報が明らかになっている部分が少ないのでこのミステリアスなショーへの期待が膨らみます。
新作アルバム制作作業は完了
私は恥ずかしながら、今ではかなりのOPNファンなものの、2015年の『Garden Of Delete』までは、なんとなく聴いてはいたけどね的でそこまで興味がなかった口。しかし、同作収録「Sticky Drama」のチープなレトロSF風MVとその曲のノイジーだけどエモさ満載なところに一気に心を鷲掴みにされ、それ以来OPNの動向が気になっています。
その映画『裸のランチ』を彷彿とさせるMVはマジで強烈だったな〜。
あと最近ではFKA Twigs、ANOHNIのプロデュースでも大活躍の彼ですが、Fact Magの去年のインタビューによると新作アルバムの制作作業はすでに完了しているようなので、そちらが楽しみでなりません。その情報解禁にも期待しつつ、まずは「Myriad」の続報を楽しみにしたいと思います。
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Top Image via Oneohtrix Point Never YouTube
Source: Fact