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世俗を捨て今後はゴスペルのみ制作、映画『Jesus Is King』公開など気になるKanye West情報を整理してみた件

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大方の予想どおり、結局アナウンスされていた9/27にはリリースされなかったKanye West(カニエ・ウェスト)の新作アルバム『Jesus Is King』。しかしながら、その後、アルバムに関する情報は洪水のごとく報じられ、油断していると整理するのもなかなか大変なことにw。ですので、気になった『Jesus Is King』情報をいくつかピックアップしてみました。

 

 『Jesus Is King』はニューヨークでのリスニングイベント後にリリースか!?

その『Jesus Is King』ですが、リリースは9/29に変更と現段階では報じられていますが、それが一体どこの時間帯なのかは明記されないため、正確なリリース時間は未だ不明のまま。しかしながら、Kanyeの妻、Kim Kardashian(キム・カーダシアン)曰く、先週末からKanyeが行なっている『Jesus Is King』リスニングイベントのニューヨーク場所が終了後にリリースされるとのことで現在、再びファンからの注目が『集まっています。 

そのことを踏まえて考えると、日本時間では本日9/30になるわけですが、この記事を執筆している時点では未だリリースはされておらず、日本のファンからしてもかなりやきもきした状況なのではないでしょうか?(というかそれすらもまた延期になることが十分に考えられます...)

 

謎のトラックリストをKim Kardashianが再びSNSに投稿

またKim Kardashianは、先日、アップデートされたと思しき『Jesus Is King』の手書きトラックリストを自身のSNSで公開。それには以前、噂されたKanyeとNicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)のコラボ曲「New Body」の文字も。

しかしながら、新作アルバムをすでに試聴したことをTwitter上で明かしたシカゴのヒップホップメディア「Fake Shore Drive」ファウンダー、Andrew Barberによると、『Jesus Is King』には同曲は収録されていないとのこと。

 『Jesus Is King』にはThe Clips、Kenny G参加の曲も収録

ちなみに彼がお気に入りとしてあげたのはPusha T(プシャ・T)とその兄であるNo Malice(ノー・マリス)によるユニットThe Clips(ザ・クリプス)、サックス奏者Kenny G(ケニー・G)がフィーチャーされているというアルバムのラストを飾る曲。それにしてもKenny Gをフィーチャーしているのは予想の斜め上を行かれた感じ。

あっ、でもKanyeとKenny Gといえば、以前、妻へのバレンタインデーのプレゼントとしてKenny GがKanye宅にてサプライズサックス演奏するってやつがありましたね。その縁も多少は関係があるのでしょうか? 気になります。

このコラボ相手の人選のうちNo Maliceは、コカインラップのパイオニアでしたが近年は方向転換しクリスチャンラッパーという立ち位置で活動。そのため今回の『Jesus Is King』とはコンセプト的にもマッチするという指摘も。

余談ですがNo Maliceのクリスチャン転向は『The End of Malice』というドキュメンタリーでも描かれています。

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世俗を捨て今後はゴスペルのみ制作宣言、そしてドキュメンタリー映画『Jesus Is King』公開へ

またKanye本人は今後は世俗的な曲を作らず、ゴスペルのみを作ると宣言。いよいよもう一歩深く、宗教の世界に飛び込んだように思えますが、これまでのKanyeのサンデーサービスを見ている限り、そちらではポップス曲のゴスペルカバーなども披露されてきました。

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ですのでゴスペルのみ制作といっても、もしかしたら”ヒップホップを軸とした新しいゴスペル解釈”みたいな音楽性になることも十分に考えられるため、今後のKanyeの音楽性の行方を占うという点で『Jesus Is King』は重要な作品になってくるのではないかと。

さらに現在は、10月25日に『Jesus Is King』というサンデーサービスに関するドキュメンタリー映画を公開することも発表。こちらは当初、先週デトロイトで行われたイベント「Jesus Is King: A Kanye West Experience」で予告編が公開されたと報じられています。

 

内容の80%を”イエス・キリストと神”に関することが占める『Jesus Is King』

なお、このイベントに参加したファンによると、アルバムの80%は”イエス・キリストと神”に関する内容だったという報告も。その一方で、ポップス的な万人受けの要素や、クラシックなKanyeチューンであったり、サンデーサービスの雰囲気が伝わるものだったという報告もあります。そのことから察するに『Jesus Is King』は、これまでのKanyeテイストから近年のKanyeの動きにまでリンクするような内容だということが予想できます。

またアルバムに先駆け販売が開始された『Jesus Is King』マーチャンダイズを見ていると、モロ宗教色が強いプリントが施されたスウェットなども見受けられます。そのことからも新作アルバムががっつりとコンセプトに宗教を据えたものだということが伝わって来ます。

 

『Jesus Is King』は、Kanyeによる”福音”の音楽となりうるのでしょうか? 色々気になることが沢山あるので早く聴いてみたいですね。以上、お後がよろしいようで。

追記:

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Top Image via Flickr
Reference:Complex, XXL1,2, Pitchfork