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Migos『Culture II』収録曲のサンプリングネタを早速暴いてしまう動画発見! それに感心したという話

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先週リリースされたMigos(ミーゴス)の最新アルバム『Culture II』収録曲で使われたサンプリング元ネタを早速暴いて公開する猛者動画が公開されていました。

 

『Culture II』発売から数日しか経っていないのに…

以前も、ヒップホップ好きの方にとっては御用達のリリックを掲載してくれる有名サイトGeniusで、コアなヒップホップリスナーがその解説まで速攻でやってくれていることにネット情報社会のすごさを感じる的なことを以前書きましたが、この動画に対しても同じような気持ちです。

私も先週金曜日に発売後、何回か全24曲を通して聴きましたが、発売かわずかの間でサンプリングネタを見つけ出してくるディグ力には感心する気持ちでいっぱいです。確実に週末を代償にしての作業なんだろうな〜。マジBig Upです。

ちなみにその動画を公開したのはBandstandというYouTubeチャンネルなのですが、動画の最初には21人の協力者がいるとあります。その方々、お疲れさまでした。

紹介されているのは「BBO(Bad Bitches Only)」元ネタなど

Bandstandがこの動画で紹介するサンプル元ネタは、残念ながら全曲ではないのですが、例えば、Kanye Westプロデュースの「BBO(Bad Bitches Only)」、Pharrellプロデュースの「Stir Fry」なんかの元ネタが紹介されています。

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しかもその動画によると「Stir Fry」のビートは定番ブレイクビーツのThe Mohawks「The Champ」の模様。あと個人的に嬉しかったのは「Narcos」というLatin Trapっぽい曲の元ネタが紹介されていたこと。こちらは、Les difficiles de Petion-Ville「Espoir/Composition X」という曲のイントロギターのモロ使いだったようです。

youtu.be

それ以外にも数曲紹介されているので興味がある方は是非1度チェックしてみてください。

 

ただ、欲をいえば、『Culture II』で1番好きな曲「Made Men」のジャジーなピアノフレーズがもし何かのサンプリングだったとするなら、その元ネタが知りたいです。引き続きネットの大海をパトロールしたいと思います。

あっ、そういえば、「Stir Fry」のMVも公開されていました。メンバーがKendrick Lamarよろしくカンフー着ていたり、さりげにPharrellと藤原ヒロシ2号 aka Nigoが登場していたり、カンフー映画のショートムービーのようになっています。

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なお、余談ですが『Culture II』、初週の売上枚数は180~200万枚相当が見込まれているそうです。以上。

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Source: Bandstand , hnhh
Top Image via flickr