4/10に3年半ぶりとなる最新アルバム『Chromatica』をリリースする予定(新型コロナウイルスの影響で発売延期)だったLady Gaga(レディー・ガガ)が、先日、リモートでWHO(世界保健機関)のウェブ上での定例記者会見に参加。その際に新型コロナウイルス感染症対応に当たる医療従事者らへの支援や謝意を示すためのライブイベント「One World: Together at Home」を開催すると発表しました。
Lady GagaがWHOとコラボするライブイベント「一つの世界。家で一緒に」開催決定
同イベントは日本では「一つの世界。家で一緒に」と報じられていますが、こちらはGlobal CitizenとWHOによって企画されたもので、COVID-19連帯対応基金への寄付を募るためにLady Gagaがキュレーターを務めるコラボ企画になっているようです。
WHO will have a special guest at today's #COVID19 press conference: @ladygaga will be joining us to announce the
— World Health Organization (WHO) (@WHO) 2020年4月6日
One World: #TogetherAtHome virtual global special on 18 April 2020.
📺 at 15.30 GMT
出演はBillie EilishからElton Johnまでの新旧人気アーティストたち
またイベントの出演者も新旧のスターが勢ぞろい。Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)や実兄のFINNEAS(フィネアス)のような時の人から、Elton John(エルトン・ジョン)、Paul McCartney(ポール・マッカートニー)、Stevie Wonder(スティービー・ワンダー)のような大御所に加え、John Legend(ジョン・レジェンド)、Kacey Musgraves(ケイシー・マスグレイヴス)、Lizzo(リゾ)、J Balvin(J・バルヴィン)、さらにはColdplay(コールド・プレイ)のChris Martin、Green Day(グリーンデイ)のBillie Joe Armstrong(ビリー・ジョー・アームストロング)らの出演が発表されています。
Alanis Morissetteが「Hands Clean」を披露することに期待
そのほかにも私的には去年注目を集めたアフロビーツ界隈のスターで、UK、USのアーティストからひっぱりだこのBurna Boy(バーナ・ボーイ)の出演もアツいのですが、なんと90年代のスターの1人、Alanis Morissette(アラニス・モリセット)の出演がとにかくアツい。
というのもAlanis Morissetteには「Hands Clean」という名曲がありましてね…。ですので意味は違えど、世界中のアーティストが新型コロナ感染予防のために手洗いを呼びかける今、これをその場で歌わずしてどうする感がハンパない。というわけで是非この曲はお願いだからやってほしいわけであります。
新型コロナウイルス陽性告白のIdris Elbaは何を語るのか?
そして、なんと新型コロナウイルス陽性を告白していたあの俳優、歌手のIdris Elba(イドリス・エルバ)も妻のSabrina Elba(サブリナ・エルバ)とともに出演を予定。Idris Elbaが新型コロナサバイバー視点で何を語るのか気になります。
またアーティスト枠以外にもセレブ枠も設けらており(Idris Elbaはもしかしたらそっちかも?)、日本人には馴染みのあるサッカー選手のベッカムも出演予定。ここはポッシュ・スパイスではダメだったんだろうか? という野暮はなしで楽しみにしようかなと。
ほかにもアメリカの有名TV番組司会者のJimmy Fallon(ジミー・ファロン)、Jimmy Kimmel(ジミー・キンメル)、Stephen Colbert(スティーヴン・コルベア)も出演。日本でいえば、さんま、たけし、タモリ勢ぞろいのイメージでしょうかね?あと『セサミストリート』も出演者に加わるそうです。
「One World: Together at Home」放送は日本時間4/19 AM9時から
放送は日本時間4/19 AM9時(現地時間4/18 PM8時)より、アメリカの3大ネットワークから放送されるだけでなく、Facebook、Instagram、TwitterのSNS系からYouTube、Twitch、Amazon Prime、TIDALなど動画配信系のサービスでも配信が予定されています(おそらく日本でもプラットフォーム(SNS系とか)によっては視聴可のはず)。
なお、記者会見時にLady Gagaはここ1週間の間に寄付金を起業家やテック企業、慈善活動家などから3500万ドル(約38億円)もの寄付を集めたことを報告。そして、引き続き寄付を呼びかけるも、寄付自体はイベントまでに済まして、当日はライブを楽しんでほしいとコメントしています。寄付を事前に済ますことで「財布もクレジットカードも片付けて」音楽を楽しめる環境作りにも配慮するLady Gaga、さすがやで。
「We Are The World 2020」発表のタイミングはここでお願いしたい
日本では残念ながらエンタメは非常事態時、”金をたかる”ような悪評を一部から突きつけらてしまいますが、エンタメ界のセレブが今後、影響力を正しく使って社会貢献していくことでそのあたりは変えていける部分なのではないのかなと思ったりもします。そして、それが”信頼と連帯”へとつながるひとつの道筋になるはず...。
余談ですが、80年代の”信頼と連帯”のための代名詞的名曲「We Are The World」復活をオリジネーターのLionel Richie(ライオネル・リッチー)御大が画策しているようです。
ですので、もし、「We Are The World 2020」を発表するならこのイベントしかない感がすごいので、是非、実現に向けてLionel Richieにはフル稼働していただきたいところです。
ちなみに娘のNicole Richieは最近、トラップでラップしていましたよっと。
以上、お後がよろしいようで。
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Reference:
https://www.billboard.com/articles/news/9352002/who-global-citizen-one-world-together-at-home
https://www.excite.co.jp/news/article/Techinsight_20200325_674610/