昨年、Novationtとコラボした限定モノシンセ「AFX Station」をリリースしていたAphex TwinがおなじみのSoundCloud「user18081971」アカウントで、先月、「boxenergy4remix1」という未発表曲を公開していました。
先日、Daft Punk解散の流れで外付けHDにあるDaft Punk「Face To Face」の自作エディットをSoundCloudにアップしたので、ついでに久々サンクラパトロールをしていた時に、そのことに気づきました。
「boxenergy4remix1」は、ウニョウニョしたTB-303とAphex Twinらしいドリルンベースが印象的なトラック。アンビエントなAphex Twinもそれはそれで魅力的ではありますが、自分はやっぱり、こういう激し目のAphex Twinが好きだなとその曲を聴いて改めて思いました。
その時、ついでに気づいたのは、「user18081971」アカウントがSoundCloudの認証済みアカウントになっているということ。このシステムは昨年、11月に開始されたもので、主になりすましアカウント対策として導入された新機能ですが、すでにこのアカウントの主が誰かバレバレになっているからなのか、意外にそういうところはしっかりと対応していくんだなというのが率直な感想です(マネージメント側がやっているのかもしれませんが)。
一方、私はというと最近、めっきりSoundCloudに曲もDJmixもアップしなくなり、ただの"聴く専ユーザー"化しているので、使う側としては、この機能のありがたみをいまいち実感できていないのは事実。ただ、著名アーティストからするとこの機能はかなり有用なのかな〜と。
この認証済みアカウントにするための方法は、ボカロPのMitchie M氏が自身のサイトで公開されておられるので、興味がある方はそちらで申請方法をご確認ください。
あっ、そうそう。一時は経営危機が報じられていたSoundCloudですが、経営体制を刷新して以降、色々と新機能導入を続けているのはすでに多くの方が知るところだと思います。
最近もファンが直接アーティストにサブスク料金を支払い可能になる新機能を導入するとの噂があり、Spotify、Apple Musicがこの界隈の2第巨頭化しているとはいえ、なかなか目が離せない音楽プラットフォームとして進化し続けているのは非常に興味深いです。
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Top image via DJ Mag