初期のライブ音源を味わう
ブリット・ポップの代表格といえば、やはりOasis(オアシス)。そのデビューアルバム『オアシス(Definitely Maybe)』をリリースした年である1994年に行ったWolverhampton Civic Hallでのライブ音源が現在、期間限定で英国営放送BBC Radio 6で公開されています。
1994年いえば、まだバンドが世界的に大きな成功を収める1995年の2ndアルバム『モーニング・グローリー(What's the Story) Morning Glory?』リリース前。1stアルバムは当時UKチャートでは初登場1位を記録していたものの、まだまだ世界的な知名度はなかった時代で、名曲「Wander wall」、「Don't Look Back in Anger」もなかった時代ですが、このライブはバンドの初期衝動がビンビン感じる、まさにロックなライブ音源になっています。
セットリストは?
プレイされるのはライブのオープニングの定番曲で、ソロになった現在もリアム・ギャラガーがライブセットには必ず組み込んでいる「Rock 'n' Roll Star」や、「Cigarettes And Alcohol」などや長年アルバムに収録されることがなかったことで知られる「Whatever」など。このライブ音源の中は、ライブバージョンの「Slide Away」のロッキンなギターが個人的にはハイライトでした。
そんなライブは本日の時点であと15日間アーカイヴを再生可能です。下のセットリストを見て、おっとなった人は是非チェックしてみてください!
▶︎Oasis Live at Wolverhampton Civic Hall in 1994
Tracks :
- Rock 'n' Roll Star
- Columbia
- Digsy's Dinner
- Shakermaker
- Bring It On Down
- Up In The Sky
- Slide Away
- Cigarettes And Alcohol
- Married With Children
- Sad Song
- Whatever
- I Am The Walrus
このOasisのBBC Radio 6アーカイヴ音源はこちらのリンクから視聴可能。
リアム・ギャラガーグッズが販売開始
ちなみに今月サマソニと単独公演を行ったリアム・ギャラガーですが、そのライブ時の物販で販売され、1番最初に完売となったという「RKID」という文字がプリントされたTシャツ、ハット、フットボールスカーフがワーナー・ミュージック・ダイレクトでも販売となったようです。
「RKID」とは、ギャラガー兄弟がよく使うマンチェスターのスラングで「Our Kid」の略で「うちのチビ、うちの兄、弟」とかそういった意味を持っています。
ある意味でシグネチャーなものなので、ファンなら手に入れておきたいアイテムですね。
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Text by Jun Fukunaga
Top image via Oasis Facebook
Reference:BBC Radio6, WMJ