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Kendrick Lamar「おはよう日本」インタビューが名言だらけだったので特にグッときた部分をまとめてみた件

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8/29(水)かねてから話題になっていた、NHKの朝の情報番組「おはよう日本」にて、日本の地上波では初となるKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)の独占インタビューが放送されました。

日本の地上波初Kendrick Lamar独占インタビューを観て

そのインタビュー映像は当日の午前7:20分頃から放送開始。インタビューでは、”世界が共感する音楽とは…”なるテロップがつき、なんともクールな感じに。これには朝からこのインパクト抜群のインタビュー放送に胸が踊ったという方も決して少なくないはず。

 

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そんな放送では、フジロック出演前の来日告知として東京の国会議事堂前駅、霞ヶ関駅、そして渋谷界隈に突如出現した大ヒットアルバム『DAMN.』の文字入り"黒塗り"ポスターのことにも触れられていたり、フジロックでのライブの様子も放送。アーティスト本人の説明や周囲を啓発する力を紹介されるといった内容でした。

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またインタビューでは多くの名言とも言える言葉が彼の口から発せられたと思います。ですので、今回はそのインタビューの中で自分的にこれは! と思った”名言”をいくつかピックアップして忘備録的にまとめてみようと思います。

Kendrick Lamarの名言 「おはよう日本」編

自身にとってのヒップホップについて

“僕にとってはヒップホップは”表現の自由”そのもの。他人に対してなかなか言い出せないことが音楽の力を借りて言葉となり、口から出てくるんです”

ライブについて

“ライブで曲を歌うと肌の色や民族のことなる多くの人が来る。2時間のステージに存在するのは争いではなく「愛と幸福感」だけなんです”

自身の作品について

“僕の作品や音楽で学んできたことは僕自身のためだけではなく、逃げ場のない街に育った子供のためだったんです。今はコミュニティーにとどまらず、世界中に伝えることができていると思います”

自身が伝えたいメッセージについて

“伝えたいメッセージは”自己表現”なんです。感情を表に出すことを恐れてはいけない。僕のストーリーが普通の小さな男の子のストーリーになり、日本の若い少年少女のストーリーになる。ヒップホップは世界中に広がっていくはず。いつかは火星にだって。それは誰も止められない。音楽の力です”

 

ヒップホップがさらに広く日本に伝わるきっかけに

日本だと未だヒップホップというと、ひと昔前の”ラッパー=悪いヤツら”に捉えている人もまだまだ多いかと思います。それに関しては、ヒップホップもまあ、色々なので、中にはそういうギャングスタなラッパーも未だにいたり、最近の若手だとドラッグやお金、鬱、自殺に関することを中心にラップしていたりという実情もあるので、あまりポジティヴではない捉え方をされても仕方のない部分も少なからずあるのですが…。

しかし、例えばKendrick Lamarのようにコンシャスな社会派的なラップをすることで、ピューリッツァー賞を獲得する者もいれば、Chance The Rapper(チャンス・ザ・ラッパー)のように自分のとてつもない影響力をうまく使って、社会貢献をしている者もいます。今回、NHKという日本の公共放送が、Kendrick Lamarのインタビューを放送したことで、そういったヒップホップの良い部分も広く日本に伝わればなぁと思いますね。

なお、放送のダイジェスト的な記事がHIP HOP DNAにて公開されています。放送を見逃したという方はそちらの記事で内容をご確認ください。

 

追記:NHKがKendrick Lamarインタビューを特集記事として公開していました。


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Top Image via おはよう日本