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大迫はんぱないbotに「Kendrick Lamarピューリッツァー賞受賞半端ないって」とつぶやいてほしいという話

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先週のコーチェラ2018でのゲスト出演も話題になった、今年のフジロック2日目7月28日のヘッドライナーとして出演することが決定しているラッパーのKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)。なんとその彼が先日、ピューリッツァー賞を受賞したことが明らかになりました。 

Kendrick Lamarピューリッツァー賞を受賞した初のラッパーに

ピューリッツァー賞とは、新聞等の印刷報道、文学、作曲に与えられるアメリカで最も権威ある賞で、毎年21の分野が対象。今年のその賞では、彼が昨年リリースし、大ヒットアルバムとなった『DAMN.』がその対象となり、見事受賞という運びとなりました。またクラシックやジャズといったジャンルではないアーティストの受賞は今回が初。このことによりKendrick Lamarは、ピューリッツァー賞を受賞した初のラッパーになったとのことです。

現代のアフリカ系アメリカ人の生活の複雑さを捉えた名曲集 aka『DAMN.』

受賞について、ピューリッツァー賞の公式サイトでは、「現代のアフリカ系アメリカ人の生活の複雑さを捉えたその国の日常語による真正性とリズムのダイナミズムによって統一された名曲集」的な評価をもって、『DAMN.』を紹介しています。

余談ですが調べてみたところ、ピューリッツァー賞は、アメリカの名門大学のひとつ、コロンビア大学のジャーナリズム大学院が運営を行なっているそうな。そのため、ピューリッツァー賞による『DAMN.』もこのように学術的な感じの論評になっているようです。

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フジロック2018のヘッドライナーが学術的評価の高いラインナップに

そして、今回の受賞により、今年のフジロックでは音楽家でありながら世界的にも権威あるアカデミックな賞を受賞したアーティストが、3組のヘッドライナーのうち、2組を占めるという結果に。

音楽以外の分野でも功績を成したピューリッツァー賞受賞のKendrick Lamar、ノーベル文学賞受賞のBob Dylan(ボブ・ディラン)出演という同フェス史上類を見ない異例のアカデミックなヘッドライナーラインナップが完成することになりました。

このラインナップは世界的にも非常に珍しいものではないでしょうか? なんとなくですが、海外メディアでもちょっと記事ネタになりそう…。

未だ売れ続けている『DAMN.』

なお、今回、ピューリッツァー賞を受賞した『DAMN.』ですが、発売は今月でちょうどほぼ1年。昨年は、リリース後1週間で、60万枚相当の売上を記録したなどとも報じられていましたが、現在でもセールスは伸び続けているようで、先月末にはついにストリーミングを除くトラディショナルセールス数でも100万枚を突破したようです。

DAMN.

DAMN.

  • ケンドリック・ラマー
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1900

またストリーミングをアルバム売上相当に変換し、それも含めるある意味でややこしく、今っぽいセールス数カウント方式では、約313万枚相当以上の売上を記録しているとのこと。

ちなみに昨年末、Kendrick Lamarが所属するレーベルTDEは、2017年のレーベル所属アーティスト作品の売上データを公開。その時点での『DAMN.』の売上枚数は、260万枚相当なので、そこから数ヶ月で40万枚分売り上げてしまうのはハンパないなと思います。それにしても23億回再生というストリーミング数の天文学的な数字…。

今回のピューリッツァー賞受賞もあり、またもや現行ヒップホップシーン最強のラッパーという立場が盤石になったKendrick Lamar。みなさんそうだと思いますが、私的にも来日への期待がこれまで以上に高まっております。

大迫はんぱないbotに「Kendrick Lamar半端ないって」とつぶやいてほしい件

最後に余談ですが、私、最近、サッカーファンにはお馴染みの名言「大迫半端ないって」をベースに数々の時事ネタをつぶやくTwitterの「大迫はんぱないbot」にハマっておりまして。

 なので、今回のこともそちらで是非「Kendrick Lamar半端ないって。あいつ半端ないって。ラッパーなのにピューリッツァー賞受賞するもん。そんなんできひんやん、普通。」とつぶやいて頂きたい限りです。以上。

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 Text by Lady Citizen aka JF
Top Image via Genius
Source: XXL, Billboard, Pulitzer.org