かれこれ今から10年以上前、何かの雑誌で見た「フランスの松浦亜弥」というキャッチフレーズが強烈だったこともあり、フランスのアイドル・Alizée(アリゼ)にどハマりした時期がありました。
現代版Alizéeな日仏ハーフ女子高生モデル・MANON
日本でも一時期ブルボンの「エリーゼ」のCMにも出演していた彼女ですが、デビュー曲が「Moi... Lolita」、日本語にすると「私、ロリータ」といういかにもな曲で、当時激しくフレンチ気取りだった私は一気にファンに。それからかなりの月日が経ちましたが、2017年、ここ日本にはそのAlizéeを彷彿とさせる存在が誕生。それが今回ご紹介する日仏ハーフ女子高生モデル・MANONです。
これまでにHNCことYuppa女史がプロデュースしたトレンドを押さえた曲を数曲リリースしている彼女。私は勝手に”空想の中の原宿に現れた現代版Alizée”として捉えています。
今年大ブレイクした驚異の19歳シンガー・Khalidをカバー
そんな彼女が最近、新曲を発表。これは今年大ブレイクした19歳のR&Bシンガー、Khalid(カリード)のデビューアルバムに収録されている「Young Dumb & Broke」を日本語でクリスマススタイルカバー。実にポップで素晴らしい。聴いている時の気分は、往年のセルジュ・ゲンスブールの”ロリータ信仰”とはこんな感じだったのではなかろうか? と思わず考えしまいます。
ちなみにKhalidは、今年はMTV VMAやらグラミーやらBBCが選ぶ期待の新人2018やらにノミネート。(MTV VMAではBest New Artist獲得)先述の「Young Dumb & Broke」が収録された今年3月リリースのアルバム『American Teen』も大ヒット、プラチナアルバムを獲得という大躍進かつ大成功した若手。言わば、放課後R&Bを放課後ラップに華麗に変身させる手法というか、そこを突いてくるプロデューサーのYuppa女史のセンスはさすがだなぁ〜と感服する次第です。
MANONに関しては気になりすぎだったので以前、下北で行われたライブに遊びにいったところ、これが実に可愛らしいお嬢さんでちょっと照れ笑いするレベルでした。
そういやAlizéeが紹介されていた雑誌でもフランス人男性に彼女のことを聞いたら、「あの娘はかわいいね」と照れたながら返事が返ってきた的なことが書いてあったのですが、もし、私がMANONについて聞かれたら同じようなリアクションをすると思います。
現代に現れた”フランスの松浦亜弥ことAlizée”な彼女。おそらくそんな風に捉えているのは私だけだとは思いますが、今後も勝手に応援していきます。あと「WAVY PINEAPPLE DAYS」という曲もオススメです。
戯言
余談ですが、大人になった松浦亜弥のライブ動画を見たのですがこれが予想以上にすごい。アダルトな「Yeah!めっちゃホリディ」、歌も上手くてすげぇなと思うのですがそれ以上にえも言われぬ謎のドラッギーな魅力があります。大人あやや、いろいろヤバイです。
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Text by Lady Citizen aka JF
Top Image via MANON YouTube