3度の飯よりもYosi Horikawaが好き。そう言っても過言ではないくらい、彼が都内でライブを行う際は、もれなく会場に足を運ばせていただいている私なのですが、ここに来て胸アツな話が2つ、そのYosi Horikawaから届きました。
Yosi Horikawa名盤『Vapor』発売5周年記念アナログ盤が登場
そのうちの1つは、2013年にFirst Word RecordsからリリースされたYosi Horikawaのデビューアルバム『Vapor』がなんと今年で発売から5周年を迎え、2枚組のアナログレコード化されたこと。
彼にしか成し得ない、職人技が光るフィールドレコーディングを用いた『Vapor』には、ダンス、ヒップホップ、レフトフィールドといった要素が絶妙なバランスで溶け込んだ名曲ばかりが収録されているという、間違いなく私のようなエレクトロミュージック好きにとってはマスターピースな1枚なのですが、そのアナログレコード盤には、なんと2013年のオリジナル音源リリース当時には未収録だった「Yoggo」が追加収録。なのでファンとしてはテンションぶちアガりまくりのアナログカットになっていると声を大にして言いたいのです。
『Vapor』入門用おすすめ曲はこれだ!
そんな『Vapor』ですが、もし、まだ1度も聴いたことがないという方に入門としておすすめしたい曲を挙げるとすれば、まずはこれぞYosi Horikawaな「Bump」。
次にムーディーなジャジーヒップホップ「Stars」、どこか神秘的な雰囲気すら漂う「Letter」と言った感じでしょうか。
それともう1曲あえて名前を挙げるとすれば、フィールドレコーディングした素材を神業エディットし、曲に昇華させた「Rainbow」。この曲はフィールドレコーディングをベースにした曲作りを考えている人にとっては最高のリファレンス曲だと思います。
なお、『Vapor』のアナログ盤は現在、bandcampでオーダーが可能になっています。
Shigeto x Yosi Horikawa x Daisuke Tanabeの3マンライブイベント
そして、Yoshi Horikawa胸アツニュースの2つめは、5/12(土)に久しぶりの都内でのライブが行われること。そちらは、その日から来日ツアーが始まるデトロイトの才人、Shigetoを、Yosi Horikawaとその盟友Daisuke Tanabeの2人が迎え撃つという3マン形式のライブイベントで、会場は渋谷のCircus Tokyo。
イベントは18時オープンのデイタイム開催となっていますので、終電が気になる方も参加しやすいかと思います。久しぶりのYosi Horikawaのライブ、願わくば新曲が披露されることにも期待したいところ。そんなわけでとにかく楽しみです。
Shigeto東京公演の詳細はこちらのリンク先で確認可能なので、是非。
ちなみにこのライブで共演するDaisuke Tanabeもリミキサーとして参加した先述の『Vapor』リミックス盤も好内容ですぞ。
Yosi Horikawaがマスタリングを手がけた”ミュータントJ-POP”
またYosi Horikawaは、今年、Twin Capitalというレーベルからリリースされた”ミュータントJ-POP”なEP、Kudo Kamome『Trypophobia Experiments』でマスタリングエンジニアも担当しています。こちらもハイクオリティーなリリースなので、気になった人は1度ご試聴あれ。
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All Images via Yosi Horikawa bandcamp