letter music

日々更新される音楽情報を雑談を交えて文字化するWebzine

musicarus氏による「DTM環境にゲーム機を放り込んだら作業ペースが爆上がりした話」がDTMerにとって必読すぎる件

f:id:fantasydub:20210222233605p:plain

いよいよ2月23日は、Abletonが誇る"キング・オブ・DAW(音楽制作ソフト)"「Live」の最新バージョン「Live 11」の発売日ということで、DTMer各位は、固唾を吞みながら、その来るべき時を待っている状態かと思います。

 

私も仕事柄「Live 11」のデモ版をちょろちょろ触らしてもらっていますが、新機能の中では、新エフェクトのMPE(MIDIポリフォニック・エクスプレッション)対応や、これまでLiveにはなかったコンピング機能が話題になっていますが、ダブテクノ好きな自分にとっては、Live 11に追加されたデバイス「Hybrid Reverb」のエフェクト効果なんかもかなり胸アツです。

とまあ、それっぽい話を枕にしたわけですが、今回の本題は全DTMer必読の記事を見つけたという話です。

その記事とは、DJ/トラックメイカーのmusicarus氏がnoteで公開した「DTM環境にゲーム機を放り込んだら作業ペースが爆上がりした話」という記事なのですが、これがマジで自分のようなここ5年くらい、DTMをサボりにサボっているトラックメイカーにとっては、グサグサ刺さる...。

記事によると、musicarus氏は、DTM環境にNintendo Switchを導入することで、劇的に楽曲制作作業が向上したそうな。

 

氏の場合は、煮詰まった時にこの環境にすることで、そういった状態になった時の気持ちのリセットがしやすくなり、"デスク前に行くという頻度が格段に上がり、結果としてゲームをしに来たのにDTMをやり出したりするようになった"とのこと。

そんな記事の内容で個人的にもっとも響いたのは、以下の部分。

基本的にDTMを個人の趣味/副業とする場合、本業が忙しくなったり他の面白いコンテンツがあると後回しになりがちで、いざ始めればやるのにそもそも始められないということが多々発生する

本業のミュージシャン、プロデューサー、トラックメイカーだとまた話が違ってくるかもしれませんが、少なくとも音楽制作が本業ではない自分にとっては、まさにこれは"俺の家の話"なのです。

特に仕事ではない場合、基本的には締め切りが設けられていないので、それだと"DTMやる気スイッチがオン"になることは、マジでない。ほかのやることに追われているとその状態はただひたすら、ドライヴされていくだけで、自分の場合は、気がつけば1年が過ぎ... x 5 という感じなので、マジでわかりみが深い...。なのでホント、こういう"ライフハック"は、マジで有用だと思いました。

 

正直なところ、たまに仕事の関係でDAW触りはじめて、勢いでラフスケッチ程度のものを作ることは年に何度かあったので、あとはそういう状態になった時にどうにかしてやる気スイッチを押す。それが自分の中での課題になっていたので、マジでこの機会に背中を押してもらえたような気がしました。

というわけで、今年こそはDTMをがっつり再開して、最近気になっているアフロビーツやUKドリル、UK Gqom、Amapinano曲を作りたいと思います。

ちなみに私が最後にリリースしたまとまった作品がこのEPです(単曲では2018年にコンピ収録用に提供したこちらが最後)。もし、良かったら感想をTwitterでお聞かせください。DTM再開したい気持ちに弾みがつきます。



▶︎Follow letter music Twitter! 

▶︎あわせて読みたい

Top image via Musicianonamission

Reference:
https://note.com/musicarus/n/n52f70207aab1