コーチェラ2018のWeekend 1は、YouTube経由のライブストリーミングのおかげで、現場に行かずともそのバイブスを楽しむことができました。
配信がナシだったEminemのライヴ
しかし、私的には実はKing Krule(キング・クルール)、Hayley Kiyoko(ヘイリー・キヨコ)、はたまたおとぼけビ〜バ〜であったり、サマソニ出演決定のTom Misch(トム・ミッシュ)だったり、最近のNija TunesからのEPも良かったPeggy Gou(ペギー・グー)だったりと名前を挙げだしたらキリがないのですが配信が行われなかった先述のようなアーティストのことも気になっていたのも事実。
その配信がなかったアーティストのうち、どんなライブを繰り広げたかが気になりすぎる対象の代表格といえば、やはりEminem(エミネム)。Eminemはヘッドライナー3組のうち、唯一配信なし。
そして、直前に追加で配信が発表されたCardi B。そうだったとは露知らずだった私は今の今まで配信はなかったと思い込んでいました...。(なのでネットで情報をかき集めて楽しんでいた次第)
そんなCardi Bですが、今月デビューアルバム『Invasion of Privacy』をリリースし、いきなり大ヒット。さらに同日出演したMigos(ミーゴス)のOffset(オフセット)との子供を妊娠、それに輪をかけて、Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)との確執が報じられるなど、とにかく話題づくめ。
というわけで一体、現地ではどんなライブが繰り広げられていたか調べたところ、とにかく両者のライブとも豪華ゲストが続々と出演するというえらい事態、まさに祝祭モード全開だったようです。
豪華ゲスト迎えたコーチェラ3日目の大トリEminemのライブ
まずEminemのライブは、1曲目が彼のプロデューサーとして知られるDr.Dre(ドクター・ドレー)の「Medicine Man」のカバーからスタートしたようで、その後、「3 a.m.」、「Rap God」といった旧曲、「Framed」、「Chloraseptic (Remix)」といった昨年末リリースのアルバム『Revival』関連新曲など10数曲を披露。
その後、Skylar Grey(スカイラー・グレイ)をステージに迎え『Revival』収録曲の「Walk on Water」、名曲「Stan」などを披露。また Bebe Rexha(ビービー・レクサ)を迎え、Rihanna(リアーナ)と彼とのコラボ曲「The Monster」もプレイするなど豪華なゲストタイムが開始。
それ以外に、かつてEminemが自身のレーベル「Shady Records」とDr.Dreのレーベル「Aftermath Entertainment」と共同契約し、ブレイクのきっかけをつかんだラッパーこと50 Cent(50セント)がゲストとしてステージに登場。彼のクラシック「In Da Club」など50 Centアンセム数曲を本人と一緒にカバーしたようです。
さらにステージには先述のDr. Dreもゲストとしてステージに降臨。彼とEminemの2人は、Dr. DreとSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)のコラボ曲「Nuthin' but a "G" Thang」や、2Pac(2パック)クラシック「California Love」のカバーを披露していたようです。
『Invasion of Privacy』参加ゲスト続々登場のCardi Bライブ
.@iamcardib foreva pic.twitter.com/rjR1Upi1qy
— Coachella (@coachella) 2018年4月16日
次にCardi Bですが、彼女のライブも大トリのEminemに負けじと劣らずな豪華なものになっていました。ライブでは、G‐Eazy(ジー・イージー)を迎え、彼の「No Limit」を披露。
cardi b x g eazy #Coachella pic.twitter.com/w7K3z4msxT
— Mr. World Premiere 🇯🇲 (@yardieiz4life) 2018年4月16日
その他、『Invasion of Privacy』参加ゲストのうち、YG、 Kehlani(ケラーニ)、21 Savage(21サヴェージ)、そして、Chance the Rapper(チャンス・ザ・ラッパー)といった豪華メンバーをそれぞれゲストに迎え、アルバム収録のコラボ曲も披露したようです。
The love of my life, lil Chano from 79th. #CardiB #Coachella pic.twitter.com/fci1QSOWvU
— queen headass. (@_mariecharles) 2018年4月16日
それ以外には、最近の来日アリーナ公演も話題になったBruno Mars(ブルーノ・マーズ)とのコラボ曲「Finesse (Remix)」、そしてCardi Bと言えばなアンセム「Bodak Yellow」がライブのラストだったそうです。
このセット構成なら盛り上がらないわけがないレベルのため、一層配信がなかったことが悔やまれます…。
なお、現在、Nicki Minajとの確執が噂されるCardi Bですが、同日別ステージで行われたMigosのライブでは3組のコラボ曲「MotorSport」からCardi Bのバースは残り、Nicki Minajのバースのみ削除されるという事件も勃発していました。
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Top Image via Coachella
Source: Pitchfork1,2, Setlist fm1, 2