もはや向こう見ずな破滅型若手芸人並に身体を張っていると言っても過言ではない、お騒がせSoundCloudラッパーのBoonk GangことBoonkさん。
元々、世間からの注目を集めるために万引きしたり、メチャクチャな行動でネット有名人なラッパーと化していた彼ですが、ちょっと前にはついにInstagram自分の本番動画を公開するなどし、アカウント停止処分を食らうなど、破天荒に拍車がかかっていました。
Boonk、銃弾を受けて病院に行く
そんな彼が最近、新たに公開したのがなんと2度の銃撃を受けたとして、病院で治療を受けているという動画と写真です。自身のTwitterアカウントでは、怪我の治療後、ベッドに横たわるというなんとも生々しい姿の写真が公開されていたものの、その後、無事退院したことを告げる写真も公開されており、今回は命に別状はなかった模様です。
Got Hit 2 Times But Im Solid 😁 pic.twitter.com/NWcQ9zGcYi
— Boonk Gang (@boonkgang) July 28, 2018
ちなみに銃撃に関する詳細は明かされていないものの、銃弾は太ももに受けたようで、公開していたライブ動画では、血まみれになったスボンが写り込むなどかなり痛々しいものになっていました。(動画はググればインターネットの大海から発掘可能なので、気になった方はそちらでご確認ください状態ですが、グロ注意なので自己責任でお願いします)
今年は6月にXXXTentacion(XXXテンタシオン)を始め、若手ラッパーが銃撃によって命を落とすという不幸な事件や、同じくお騒がせSoundCloudラッパーとして知られる6ix9ine(シックスナイン)が銃を持った男たちに誘拐されるという物騒な事件も発生しているため、日本に住む私としても、Childish Gambino(チャイルディシュ・ガンビーノ)が「This is America」で訴えかけたアメリカにおける銃問題を嫌が応でも、意識してしまいます。そんな中でBoonkのこの事件が起きたことで、改めて銃社会あな恐ろしやとなりました。
Boonk銃撃は自作自演だという批判の声も
がしかし、このBoonkの事件に関しては、現在、ネット上では注目を集めるための自作自演だ指摘する声も結構あり、先述のような状況なだけに物議を醸しています。Boonk銃撃自作自演説についてはあくまで、ネット上の憶測が根拠になっているため、まだ確かなことは言えませんが、これまでのアンチモラルな行動で世間からの注目を集めてきたBoonkだけにその可能性も決して否めないというのが、批判している側の言い分というか本音ではないでしょうか?
これはBoonk版身体を張った「This is America」?
ただ、本当にそういった状況を踏まえての自作自演なら、確かに不謹慎だと思いますが、見方によっては、身体を張ったエクストリームな社会風刺とも取れてしまうのは、Boonkだからこそ。というのもBoonkがTwitterで公開した写真のキャプションには「アメリカの黒人は毎日銃で撃たれている」とあるからです。そのため、個人的にはこれがBoonk版の「This is America」だと言わんばかりだなと思ってしまいした。
Niggas get shot everyday, I’m cooling !! 😎 pic.twitter.com/gU1veVb07z
— Boonk Gang (@boonkgang) July 28, 2018
自作自演がマジなら異常なレベルの芸人魂
それにしてもマジで自作自演なら身体の張り方はもはや異常…。内Pの芸人魂チェック隊シリーズならぶっちぎりの合格でしょうし、史上最もイかれた芸人的ラッパーの座は揺るぎないものになるでしょう。ただ、個人的には完全にブレーキが壊れている状態だと感じているので、このあたりでもうちょっとマイルド路線に転換しても良いのでは? と思ってしまいます。
今回の銃撃が自作自演であるかないかに関わらず、ろくでなしブルースの某キャラ並にもはや止まることができない暴走状態のBoonk。このまま破滅の道を突き進んである意味で伝説になるのか? それとも考え直してまっとうにラッパーとして活動するのか? そのあたりにも今後注目が集まりそうです。
最近ではリーンだとかザナックスだとかいわゆるドラッグ中毒で、それをネタにしたリリックを書くのがステレオタイプなこの界隈の若手ラッパーですが、Boonkの場合は、完全にソーシャルでの注目を集めることに対して"中毒状態"になっているように思えてなりません。以上、お後がよろしいようで。
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Top Image via Book Gang Twitter
Source: Sputnik