人間生きている限りいつかは終わりが訪れる…。世の無常は常ではあるものの、自分が好きだったアーティストの訃報はやはり胸にガツンと来るわけで…。そのため、最近報じられたAretha Franklin(アレサ・フランクリン)危篤の報にはなかなか堪えます…。
ソウルの女王Aretha Franklinの危篤が封じられる
現在、報じられていることによりますとAretha Franklinは、デトロイトの病院に入院中で彼女が横たわるベッドの周りには家族が集まっているとのこと。近年は健康上の理由で闘病し、友人たちに見守られている状態にあったそうです。
また2010年には癌を患っていることを申告されており、直近のパフォーマンスは昨年のElton Johnが関わるエルトン・ジョン・エイズ財団主催パーティーでのパフォーマンスだったとのことですが、同年には彼女の訃報を封じられるフェイクニュースも封じられており、その時は報道を否定。その際は本人が概ね元気で、すべての検査結果も良好だとコメントも発表していました。
*追記:一時は峠は越え、自宅に戻ったと報道されるも自宅にて永眠したことが発表されました。
18のグラミー賞を受賞したアメリカの現代音楽界を象徴する存在
NMEによるとこれまでに18のグラミー賞を受賞。これまでのレコードセールスは、実に7500万枚を記録しており、アメリカ大統領就任式では3度もパフォーマンスをしているなど、まさにアメリカの現代音楽界を象徴するソウルの女王と言えます。
昨年引退作『A Brand New Me』をリリース
なお、そんな彼女は昨年2017年に最新アルバム『A Brand New Me』をリリースしており、その前には本作をもっての引退も発表していました。
個人的には、色々な現行音楽を聴いて、次に所謂レア・グルーヴに興味を持ち出した時に、Aretha Franklinの「Jump to It」、「Freeway Of Love」あたりの80年代のディスコ調の曲にめぐり合い、感銘を受けていた口ですので今回の報道はかなり辛い…。とにかく”逝かないでアレサ”と願掛けしておきたいと思います。76歳での死は彼女にとってはまだ早すぎる…。
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Top Image via CLASH