久しぶりにSoundCloudサーフィンをしながら音源をディグっているととんでもなくクオリティーが高く、しかもフリーダウンロード可能なコンピレーション発見。その名も『TEREZA pres. BADUOLOGY. An Ode To Erykah Badu. The Remixes.』。
様々なビートフォームで再構築したErykah Baduの名曲
こちらは、レジェンダリーなR&BシンガーErykah Badu(エリカ・バドゥ)に対する敬意を様々なビートフォームを駆使して表現した全13曲収録のErykah Badu Remixesになっています。
収録内容は、Erykah Baduの曲を、Future R&B、流麗ジャジーヒップホップ、ディープハウスなどからWaveといったあらゆるスタイルでリミックスしたものまでを収録。全曲bandcampからフリーダウンロードできるのはマジでありがたい超優良フリーコンピになっています。
Kabuki、IAMNOBODI、Klimeksらが参加
参加しているアーティストもドラムンベースのベテランで先月、Dbrige(ディーブリッジ)とのセッションイベント「New Forms」で来日していたKabuki(カブキ)、Soulectionなどからのリリースで人気のIAMNOBODI(アイアムノーバディ)、そして、Waveの元祖コレクティヴ「Wavemob」を主宰するKlimeksなど、フリーコンピにしてはかなり豪華。全曲マジでイケてるのでこれはダウンロードしない手はないと思います。
『TEREZA pres. BADUOLOGY』オススメ曲
そんな収録曲の中でも特にオススメ曲名を挙げるとするとまず1番は、Klimeksによる「Cleva」。冷んやりとしたアイシーなWaveとErykah Baduの声の相性の意外な良さにヤラレるかなりの秀作的Remixです。
次に同じ「Cleva」をFloating Point(フローティング・ポインツ)を彷彿とさせるジャジーなコズミック・ディープハウスに再構築したDuktusによるRemix。ちょっとつんのめった感じのビートがグルーヴィーでかっこいいです。
そして、Brenk SinatraによるJ Dilla(J・ディラ)風の「Otherside Of The Game」。王道のよれたビートとジャズネタはベタと言えばそうなのですが、それでも秀逸なリミックス仕事は間違いないので、ビートメーカー系作品が好きな人には響くと思います。
先述のとおり、とにかく全曲かっこいいので、是非1度コンピを通して聴いて頂けたらと思います。『TEREZA pres. BADUOLOGY. An Ode To Erykah Badu. The Remixes.』のダウンロードはこちらのリンクからどうぞ。
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Top Image via WATERS bandcamp