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Kylie Minogue配信ライブ『INFINITE DISCO』で大晦日の夜に熱く胸を焦がしてという話

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遅まきながら新年明けましておめでとうございます。音楽業界的には年明けにアンダーグラウンドヒップホップシーンの雄、 MF DOOM(エムエフ・ドゥーム)が昨年に亡くなっていたことが明らかになるなど、重たい雰囲気が漂う中でスタートした2021年。そうこうしているうちに首都圏の1都3県を対象にした緊急事態宣言が発令され、自営業の身としては、本当に新年早々、ガクブルです。

 

個人的には昨年の春に出た緊急事態宣言で仕事的にも大打撃を受け、メンタル的にも大分苦しかったので、正直、先行き不安ではありますが、貧しても鈍し。どうにかこうにかその時の教訓を活かして、この辛い時期を乗り越えられたらと思っています。

さて、不景気な話ばかりで恐縮ですが、私の年越しの話をここで少し。

以前、このWebzineでも書いたとおり、2020年の大晦日の夜は、バッチリKylie Minogue御大の配信ライブ『INFINITE DISCO』を観て過ごさせて頂きました。

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そんな配信ライブは、正直なところ、最初、アクセス過多なのかとにかく映像止まりまくり。その結果、当初アーカイブの配信をしないことを明言していましたが、おそらくクレームが殺到したのでしょう。配信ライブ終了直後に振替公演的に再配信が行われるという措置が取られました。しかしながら、それも初回同様に配信が止まりまくったために結局、年明けから2日間に渡り、アーカイヴが公開されることになったという…。

でも、以前、某Lotusの配信ライブも同じように配信止まりまくりでネット上ではVPNを使ってようやく見れたなんて声が多数出たにも関わらず、アーカイブが公開されなかったことを考えると、『INFINITE DISCO』を配信したプラットフォームのDICEの対応はかなりの神対応だったと思います。

 

 

とはいえ、リアルタイムの配信は確かに途切れ途切れだったものの、終盤に披露された、目当てだった「Love At First Sight」は普通に観れたし、加えて、元々アーカイヴがない配信だっただけに配信ライブのメリットである”再現性”のありがたみも改めて実感することができ、大満足の内容でした。何かと厳しかった2020年でしたが、最後に良いものを見せてもらったというのが感想です。

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ちなみに「Love At First Sight」のパフォーマンスでは、なぜかバックダンサーが座る場面も多く、その前に見ていた『ゴッドタン』ロバート秋山のニューエイジなマジ歌のせいで、それに引きづられてそんな感じに見えてくることも。でも、バックコーラスにあわせて、Kylie Minogue御大が合いの手を入れるところなんかもあって、ライブだな〜と思う面もあり、やっぱり満足度は高いことには変わりなく、良い感じに大晦日の夜に”熱く胸を焦がして”状態にしていただきました。

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余談ですが『INFINITE DISCO』を観た後は、大掃除を朝5時ごろまでぶっ通しでやり続け、ガキ使も紅白もおもしろ荘も観ないまま、元旦の朝を迎えるハメになりましたが、そんなクレイジーな状況もおそらく『INFINITE DISCO』、もとい「Love At First Sight」の満足感で乗り切れたと思っています。

企画盤も含めつつですが、実は2010年代もコンスタントにアルバムリリースを行なっているKylie Minogue。願わくは今年は、昨年のディスコ回帰をアップデートした”『Fever』バッカゲン”なアルバムをリリースしてほしいものです。以上、お後がよろしいようで。

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