letter music

日々更新される音楽情報を雑談を交えて文字化するWebzine

6ix9ineとEd Bangerからの刺客Vladimir Cauchemarがコラボ、「リコーダーおじさん」炸裂「Aulos」新MVを制作?

f:id:fantasydub:20180707192142j:plain

実は先日、私が以前からお気に入りのエクスペリメンタルな中国人アーティストPan Daijingのライブを見るために、渋谷WWW βに足を運んでいたのですが、大してお酒に強くない私は、その前にも別のクラブに遊びに行っていたこともあり、朝方帰宅する際には結構な泥酔状態に。

そのため、帰宅後は倒れこむように眠りについたのですが、起きてSNSを開くととんでもない情報をゲットしてしまい、全力で二日酔いながら、バチクソテンションがアガりました。

 6ix9ineとVladimir Cauchemarがコラボ?

そのテンションがアガった情報とは、なんとあの、来日キャンセルや、最近の過激なビーフでファンを鬼のように心配させている人気若手ラッパーの6ix9ine(シックスナイン)と、昨年末にフレンチエレクトロの名門「Ed Banger」から彗星のように現れ、謎のスティーブ・ジョブズ風おじさんがリコーダーを吹きながら、画面上を所狭しと動き回る超絶キテレツな「Aulos」という曲のMVで一部、日本でも話題になった”Ed Bangerからの刺客”にして”鬼才”のVladimir Cauchemar(ウラジミール・コシュマール)がコラボするということ。

youtu.be

リコーダーおじさんでおなじみ「Aulos」新MVに6ix9ine登場?

Instagramの投稿によれば、現在、ヨーロッパツアー中の6ix9ineとVladimir Cauchemarは先日、パリで出会い、こともあろうに「Aulos」に6ix9ineをフィーチャーしたMVを撮影したそうな。

www.instagram.com

6ix9ine x Vladimir Cauchemarはクソコラ版かもしれないと思った理由

「マジか!」でしかない衝撃告知ですが、ただ、冷静になって考えるとVladimir Cauchemarは、以前、フランスのラッパーOrelsan(オレールサン)と超人気フィメールラッパーCardi B(カーディ・B)を勝手にフィーチャーしたブートレグ「BASIK YELLOW」を制作しています。

youtu.be

そこではCardi Bの画像にリコーダーを持たすというこれまたシュールな演出を行なっていたことと、そのInstagramの投稿で使われた写真がいかにも合成だったので、このコラボは、もしかしたら「BASIK YELLOW」方式の可能性も無きにしも非ず…。

 

その場合は、なんとも人騒がせ、というか私騒がせな告知でしかないのですが、よくよく考えて見たらこういう注意を引くための嘘的な投稿は6ix9ineもよく使う常套手段なので、Vladimir Cauchemarはそれを踏襲というか冷笑的にオマージュしているのかも? とか邪推してしまいます。

もちろん、リコーダーおじさんの動きを6ix9ineが代わりに再現していたら、その絵力というか、シュールさは最強にハンパないので、マジのコラボに期待したいのですが、最悪の場合、もう「BASIK YELLOW」系のクソコラでもそれはそれで面白そうとも思います。何にせよ、早くその新「Aulos」が見たい。それに尽きる…。
  9/28追記:Vladimir Cauchemarと6ix9ineのコラボ曲として「Aulos Reloaded」がリリースされていました。シュールなリコーダーエレクトロに6ix9ineのラップが乗り、奇妙さ二乗といった感じです。DJなら飛ぶ道具として使いたい1曲。あとはMV公開に引き続き期待。

Aulos Reloaded - Single

Aulos Reloaded - Single

  • Vladimir Cauchemar & シックスナイン
  • エレクトロニック
  • ¥250

「パリ・サンジェルマン」のユニフォームを着用する6ix9ine

なお、6ix9ineが最近、Instagramに公開した写真の中には、おそらくパリ滞在時なんでしょうね、同地のプロフットボール名門チーム「パリ・サンジェルマン」のユニフォームを着用した姿を収めたものもありました。

www.instagram.com

あと、ツアー中のどこかの会場でのライブでは、下の動画のようにものすごい盛り上がりとなっていたようです。それを見ていると5月に来日していたら、こんな感じで日本でも盛り上がっていたのかな〜と。

www.instagram.com

▶︎あわせて読みたい記事はこちら

Top Image via Vladimir Cauchemar