先週、ラッパーの6ix9ine(シックスナイン)が、2015年に起こした13歳少女との淫行事件が原因で収監の可能性があることが報じられましたが、それについて本人がInstagramで心境を吐露していました。
淫行事件に関する今秋の収監の可能性について心境を明かす6ix9ine
悪名高き13歳少女との淫行事件後、6ix9ineは保護観察処分となっていましたが、最近でももいくつかの違法行為を起こすという問題児ぶりを発揮していたため、マンハッタンの州検察官事務所がそれを問題視。10/2に彼に言い渡される判決では、1~3年間の収監の可能性と性犯罪者登録される可能性もあるとのことでした。
15年はブタ箱行き、マイノリティーの若者に対して不当に重い罪を与えていると語る
その厳しい求刑に対し、6ix9ineは、当時のことを振り返り、3年半前は、有名ラッパーではなく、1万ドル(約110万円)もする私設弁護士を雇うことなどできなかったことや、今回の裁判所からの通告に恐れを感じていること、さらには裁判所を通じて弁護士に15年はブタ箱行きになるかもしれないと言われたことなども明かしています。また淫行事件は2015年のことで、自分はまだ18歳の子供だったとも語り、司法はマイノリティーの若者を不当に重い罪を貸そうとしていることは他の事件のケースを見てもわかるはずだと自身の心境を吐露しています。(現在はInstagramから投稿は消去)
伝えられるところによると今回の判決での収監期間は、最大で3年とのことなので、ここでも6ix9ineは15年収監される可能性があるとしていることから話をまた盛っている感が否めませんが、賛否両論なるエクストリーム行為で世間から注目を集める炎上商法を採用しているとはいえ、今や大人気ラッパーの仲間入りをし、ついにはポップスターの Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)とコラボするまでになった6ix9ineだけに、このタイミングで収監によるキャリアからのドロップアウトは、次々に若手ラッパーが台頭してくる昨今のヒップホップシーン事情を考えると確かに大きすぎる痛手でしょう。
人気ラッパーになった今は、高額な弁護士費用も支払えそう
ただ、幸いにも現在は人気ラッパーになっているだけに、3年前には用意することができなかった高額な凄腕弁護士を雇うことも物理的に可能。ですので、最悪の結果にはならないんじゃないかなぁと。あと、勝手な意見ですが、彼のことを考えるともし、収監されなかった場合もこのことをネタにしそう…。
何にせよ、生き馬の目を抜くエンタメ業界において、そもそもアウトラインスレスレというかほぼアウトな行為で注目を集める方法を選んだ代償はやはり小さくはないということなのでしょう。果たして6ix9ineは笑って秋を迎えることができるのか? 今後、引き続き注目が集まりそうです。
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Top Image via 6ix9ine
source: 24/7HIPHOP NEWS