先月行われた裁判時にはお得意の暴露をネタにしたエクストリームな芸風で、再び世間からの注目を集めたラッパーのTekashi 6ix9ine(テカシ・シックスナイン)こと6ix9ine。司法取引により、ギャングスタの流儀をないがしろにしている”インターネット・ギャングスタ”という新たな称号をMeek Mill(ミーク・ミル)によって与えられた彼ですが、どうやら出所後、再び音楽活動を再開する可能性が高まっているようです。
6ix9ine、2枚の新作音源リリース契約を1000万ドル以上で交わす!?
現在も収監中の6ix9ineですが、これまでの報道では刑期は最短で47年だったところ、司法取引により判決は2020年1/24に下され、その後に出所する可能性が報じられていました。しかし、最新の報道によると判決日が2019年12/8に早められたようです。
そして、新たに注目を集めているのは、彼が獄中で1000万ドル以上のレコード契約を交わしたということ。これは以前リリースしたデビューアルバム『Day69』のリリース元で所属するレーベル「10K Projects」との間で交わされたものだそうで、出所後に英語、スペイン語で1枚ずつ、計2枚の音源を制作すると内容になっているとのこと。
問題は無事出所できるかどうか。裁判結果によってはリリースは白紙に戻されることになるかとは思いますが、これまでの密告など数々の証言が功を奏せば晴れて自由の身。新作リリースも現実味が帯びてくることでしょう。
ただ、現在は業界一の嫌われ者になってしまっている6ix9ineだけに無事に出所しても逆風はものすごそう。さらに密告によって恨みも買っているため、身の安全をどうやって守るのかも気になるところです。
なお、今回のリリース契約に関する報道に対し、先述のMeek MillはSNSでこんな感じで皮肉っています。
This today’s narrative... https://t.co/NMaahaIJBx
— Meek Mill (@MeekMill) October 10, 2019
新作音源のためのビートも購入済みという報道も
これまでコミュニティのルールを乱してきた6ix9ineだけに今後、音楽活動を再開したとしても、界隈からのサポートを受ける可能性は残念ながら極めて低そうですね。しかしながら、すでにレーベル関係者なのか何者かが秘密裏に新作音源のためのビートをニューヨークの若手プロデューサーから購入しているとも...。
このあたりは先述のような事情があるため名のあるプロデューサーからは無理と判断してのことでしょうが、未だネット上に多数のファンを抱えているだけでなくアンチも多い6ix9ine。もし本当にリリースされた場合は、物議を醸すことに間違いなく、そこからのバイラルヒットの可能性は十分に考えられるでしょう。あと若手からのビートとなれば原価も安そうで、利益率も相当高そうですね。
そんなわけでまたもや続報が気になる展開です。以上、お後がよろしいようで。
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