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Sade新曲「Flower Of The Universe」が昭和歌謡曲風味だった件

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イギリスのソウルバンドSade(シャーデー)が約8年ぶりの新曲をリリースすることが2週間程前に発表されましたが、ついにその新曲「Flower Of The Universe」が公開されました。

ディズニー映画『A Wrinkle In Time』に提供されたSade新曲

新曲は今月公開されるディズニー映画『A Wrinkle In Time』のサントラに提供されるものということですが、サントラ向け仕様なのか、イントロのアルペジオから異様に物悲しい雰囲気が満載。どことなく昭和の歌謡曲のような感じが漂うというような印象を受けましたが、ソウルフルで伸びやかな声は健在。そこは往年のファンからしたら嬉しいところではないでしょうか?

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新曲のプロデュースはJay-Z『4:44』を手がけたNo I.D.

Sadeは先述のとおり、8年前の2010年にアルバム『Soldier of Love』をリリース。その後2011年にベスト盤『The Ultimate Collection』をリリースし、そこには「I Would Never Have Guessed」とThin Lizzy(シン・リジー)のカバーという2曲の未発表曲も収録されていました。

なお、発表された「Flower Of The Universe」のプロデュースはJay-Z(ジェイ・Z)が2017年にリリースしたアルバム『4:44』を手がけたNo I.D.が担当しています。

このままSadeが本格的に活動再開するかは、現時点では不明ですが私的には次は代表曲の「Kiss Of Life」みたいな激烈スムースな新曲を発表してほしいなと思います。

Text by Lady Citizen aka JF
Top Image via Thilo Parg
Source: NPR