letter music

日々更新される音楽情報を雑談を交えて文字化するWebzine

レコードストアデイ2019では夏木マリ7インチと3インチアナログ&ミニターンテーブルがマストバイだと思う件

f:id:fantasydub:20190301185530j:plain
今年は4/13(土)に開催されるアナログレコードの祭典「レコードストアデイ(RSD)。本日、2019年のアンバサダーに高橋幸宏と今年から新設されるミューズというポジションにモデルでDJの水原佑果が就任することや、レコードコレクター必見の2019年版の限定盤全89タイトルが発表され、いよいよこの季節が今年もやってきたなと感じています。

 

RSD2019では夏木マリの7インチと3インチアナログ&ミニターンテーブルがマストバイだと思う

そんなRSD2019の限定盤ラインナップを早速見てみると、まず目に付いたのが、私の中での永遠のカッコいい女性別格上位、夏木マリの『Co・ro・na / 私を生きて』という7インチ盤。こちらは今年1月に近年はレジェンダリーなプロジェクト、Mondo Grosso(モンド・グロッソ)復活でも音楽ファンからの注目を集める大沢伸一プロデュースによるデジタル盤のアナログ化作品ですが、何よりジャケ。ジャケが良い。

Co・ro・na / 私を生きて - Single

Co・ro・na / 私を生きて - Single

  • 夏木マリ
  • J-Pop
  • ¥750

というのもこのジャケのアートワークはちょうど30年前の夏木マリのビジュアルが用いられているというナイスな仕様。デジタル盤がリリースされた時からこれのヴァイナルあったら、マジ最高だなと思っていただけに今回のRSDは極私的マストゲットな1枚だなと早速思っています。ちなみに「Co・ro・na」のMVも超クール。自身のダンスカンパニーも主宰するマリさんならではのアーティーな感じが素晴らしい。

youtu.be

 

かの小西康晴プロデュースの『13シャンソンズ』に衝撃を受けて以来、熱心な夏木マリの音楽ファンになってしまっている私にとっては、こういうフィジカルリリースはまさにコレクターズアイテム。最近、鈴木京香のラップ部分をポエトリーリーディングで再現するtofubeats「水星」カバーが話題になっていますが、女優xポエトリーリーディングはやっぱりマリさんが1番だと思っている私は相当な夏木マリクラスタだと思います。

youtu.be

dress-ing - Single

dress-ing - Single

  • 鈴木京香
  • J-Pop
  • ¥600

是非、Serge Gainsbourg(セルジュ・ゲンスブール)の「Sea Sex And Sun」という語りと女性の喘ぎ声といういかにもゲンスブール節なこの曲を彼女がカバーしたバージョンを聴いて頂けたらと思います。

youtu.be

“和製Joey Negro”T-GROOVEのアナログ盤も購入候補

そのほかでは、逆輸入ディスコ/ブギー系プロデューサーで三浦大知が”和製マイケル・ジャクソン”という異名をとるなら、この人は”和製Joey Negro(ジョーイ・ネグロ)”だと言いたい日本人プロデューサーのT-GROOVEの『Love Today (7"Edit) / Let's Feel Good (Initial Talk Remix)』という最高にブギーなディスコキラーも購入候補。

youtu.be

こちらは「Love Today」、「Let's Feel Good」とも既発のアルバム『GET ON THE FLOOR』に収録されているので、是非そちらを1度聴いて頂けたら、そのJoey Negroっぷりにヤラれると思います。このアーティストはマジ、ファンキーさがすぎるレベルでヤバ最高です。

GET ON THE FLOOR

GET ON THE FLOOR

  • T-GROOVE
  • R&B/ソウル
  • ¥1600

 

あとはVTuberのキズナアイがまさかのアナログレコードデビューする『Hello, Morning EP』あたりもちょっとしたコレクターズアイテム。加えて故Aretha Franklinの『Rock Steady (MONO) / Rock Steady (Alternate Mix)』は、当時の国内ジャケ再現とのことなので、これも欲しい1枚ですね。

Hello, Morning - Single

Hello, Morning - Single

  • Kizuna AI (キズナアイ)
  • エレクトロニック
  • ¥250

シティーなサブカル男女はアナログレコード「RSD3 DISC」、専用ターンテーブル「RSD3 Mini Turntable」をゲットするべし

さて、ここでもうひとつのトッピックに。

今年のRSDで個人的に最も注目したいのは日本とアメリカのみの限定販売予定商品3インチサイズのアナログレコード「RSD3 DISC」、専用ターンテーブル「RSD3 Mini Turntable」です。こちらは画像をみて頂けたらご理解して頂けるかと思いますが、そのミニチュアぶりが悶絶するレベルにかわいらしいレコードファンならずとも欲しくなってしまいそうな商品です。

f:id:fantasydub:20190301185225j:plain

う〜ん、このサイズ感。とにかくかわいい。タンテのプラッターがコーヒーカップ並みってヤバくないですか? そしてレコードもオモチャみたいなトイ感が素晴らしいですね。

そんなわけでとにかくルックスにメロメロなんですが、このターンテーブルはしっかりと音楽を聴けるのも大きな魅力。RSDのサイトによりますと”Crosley社製造で、スピーカーを内蔵しているほか、ピッチコントロール、Audio-TechnicaのMM型カートリッジ、ヘッドホン/外部スピーカー接続用のアウトプットを搭載。バッテリーはUSB接続のほか電池駆動も可能という、機能の充実したポータブル・ミニ・レコードプレーヤー”とのこと。ポータブルなところ、めちゃ良い。

 

なおターンテーブルで聴ける音源、3インチレコードも今回は9つ販売。ラインナップは、Foo Fighters(フーファイターズ)「Big Me」、Bad Relligion(バッド・レリジョン)「My Sanity」、さらにRancid(ランシド)の名曲「Ruby Soho」なんかも用意されているのが非常に胸アツ。

f:id:fantasydub:20190301190344p:plain

via RSD

こちらは先述の「Big Me」付きで8800円(税抜)で販売、3インチレコードは1枚1100円(税抜)とのこと。そんなわけでこの春、1番シティーなサブカル男女をキュン死させる3インチレコード&ミニプレイヤーはマストバイです。マジな話、この3インチシリーズ、毎年恒例な感じでシリーズ化して欲しいですね。個人的には当時の日本盤再現ジャケで「愛しのレイラ」あたりを発売して欲しい…。以上、お後がよろしいようで。

▶︎あわせて読みたい記事はこちら

Follow letter music Twitter! 

Top Image via RSD
Reference : RSD