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故Mika VainioのPanasonic時代のライブ音源が公開、新作アルバムの発売も決定

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今年4月に訃報が報じられたフィンランド出身の実験電子音楽シーンのベテランで、90年代から2010年に渡りPan Sonicのメンバーとして活動、解散後もソロとして活躍を続けていた故Mika Vainioが、1996年にPan Sonicの前身、Panasonic時代に録音したライブ音源が公開されました。

Mika Vainio、Ilpo Väisänenの2人は1993年にPanasonicを結成。途中メンバーは3人編成となった時期もありますが、そのメンバーの脱退を経て、活動を2010年に終えるまでオリジナルメンバーで活動を行っていました。

今回公開されたPanasonic時代のライブ音源は、5/12にSolid Stell Radioでオンエアされたもので、現在はその運営に関わるNinja TuneでSoundcloudで聴くことができます。

この音源が公開されたのは、かつてNinja Tuneの北米事務所設立やレーベルマネージャーを務めた音楽パブリッシャーのJeff Wayeが、彼が96年にPanasonicをモントリオールでのイベント出演のために招聘した際に録音されたこの音源のDATテープを所有していたことを思い出し、それがMika Vainioへのトリビュートとして使用されることになったそうです。

ちなみに初期のユニット名義Panasonicは、日本が誇る家電メーカー・パナソニックからのクレームにより、”Pana”から”A”の1文字を抜くことになり、1999年に発売されたアルバム『A』ではその抜いた文字がアルバムのタイトルになっていて、これはファンの間では有名なエピソードです。

また、最近になってMika Vainioが生前に制作していたソロ作の「Reat」がドイツのレーベルElektro Music Departmentからリリースされることも明らかになり、この遺作となるLPは、8曲入りで”ビート(グルーヴ)、エクスペリメンタルかつハードコア”な内容とレーベル側は説明しています。

なお、6/2に発売となるこちらの音源が気になる方は、現在、Junoで試聴が可能になっているのでそちらをチェックしてみてください。

 

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Gravitoni

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  • Pan Sonic
  • エレクトロニック
  • ¥1500


Source:
Fact, Resident Advisor
Top image via Ninja Tune