やっぱりあった...
なんとなく、心のどこかでそのうちリリースされるんじゃないかな〜と思っていた故Lil Peep(リル・ピープ)の未発表アルバム。どうやら本当にあるそうです。しかもリリースされる可能性も高い模様。
それについてLil Peepと縁深いプロデューサーのSmokeasacがTwitterで明かしています。彼はLil Peepのデビューアルバム『Come Over When You're Sober, Pt.1』に収録されている「Awful Things」、「Benz Truck」、それ以前のミックステープに収録された「Hellboy」、その他「Cobain」などをプロデュース。またLil Peep周りのクルー「GOTHBOICLIQUE」ことGBCメンバーのHorse HeadとLil Peepとのコラボ曲なんかもプロデュースしています。
Smokeasacによると未発表アルバムは『Come Over When You're Sober, Pt.2』となる(もしくはそういう位置づけ)だそうで、Lil Peepの家族が了承した場合、リリースされるとのこと。
come over when youre sober part 2
— smokeasac (@smokeasac) 2017年12月8日
it will come out when the time is right. When peeps family approves. just know it exists. be patient for Gus. #lilpeepforever https://t.co/bs64evYXN3
— smokeasac (@smokeasac) 2017年12月9日
Lil Peep作品における重要な役割を果たしたプロデューサー・Smokeasac
先述のとおり、Smokeasacは、Lil PeepのEmo Trapサウンドにおいて重要な役割を果たしてきたプロデューサーです。特に『Come Over When You're Sober, Pt.1』ではほとんどの曲に絡んでいます。そんな彼だけに未発表トラックを持っていても不思議ではないなと。
Pigeons & Planesによると、このTwitter投稿は、Smokeasacが自身のサイト上のブログにLil Peepの追悼記事を投稿した後に行われたそうな。そのブログにはトラックを作り始めた頃にコンタクトしてきたのが、Lil Peepで、彼からリリックを乗せるために曲を買いたいと言われたこと、「Ninteen」、「Hellboy」の制作に関するエピソードなどが綴られています。またLil Peepは音楽活動を通して、彼と同じように不安とうつ病に苦しむ人々、虐待された人、いじめられた人、そして彼のように誤解された人々のために声を上げることを望んでいたことにも触れています。
それ以外でもSmokeasacのサイトではLil PeepがILoveMakonnen(アイラヴマコーネン)とトラックを制作していたことなども明かされています。
*Smokeasacのサイトはこちら
なお、Smokeasacは自身が関わったLil Peep関連の曲を集めたプレイリストを公開中。リストアップされた曲名を見るだけでも彼がLil Peep作品にとっていかに大きな存在だったかが改めてよくわかります。ファンとしてはなんとかLil Peepの家族がリリースを了承することを願うばかり。続報に期待するしかないですね。
なお、Lil Peepの家族、友人、ファンを集めた追悼式は今月初め、NYのロングビーチで行われていました。その式では生前Lil Peepが影響を受けてたというGood Charlotte(グッド・シャーロット)が「Awful Things」のカバー動画も公開され、話題になっていました。
Top Image via Lil Peep Facebook
Source: Smokeasac, pigeonsandplanes.com