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生前のLil Peep、自身のタトゥーについてGQのインタビュー動画で語る

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アイコニックな自身のタトゥーについて語る

11/15に訃報が報じられた若手ラッパーのLil Peep(リル・ピープ)。現在のところ、その死因はXanax(ザナックス)という精神安定剤の過剰摂取によるオーバードーズとみられているようです。

その死について、世界中の音楽専門メディアやその他ファッション系、総合系メディアが報道。また有名ミュージシャンが追悼のコメントを発表。日本でもTwitterモーメントにそのニュースが取り上げられるなど大きく注目されることになりました。これは個人的にも非常に驚きでした。

このLil Peepに彼の死は多くの人々に伝わり、衝撃を与えたのですが、そんなLil Peepが生前、自身のタトゥーについて語るインタビュー動画が興味深いです。

動画は”ダンディーな大人の男性向け”のファッションメディアのイメージがあるGQが公開したもの。Lil Peepは以前、パリのファッション・ウィークでモデルを務めたり、Vogueがミラノコレクションにモデルとして参加した彼の写真をInstagramで公開。そういったこともあり、ハイセンスなファッション好きからも注目を集めつつありました。

様々な自身のタトゥーに関するエピソードを語る

インタビュー動画でLil Peepは、初めてタトゥーを入れたのは14歳であることや、左足に入った奇妙な牛? のようなタトゥーは”Meat”という名前だということを明かしています。また首に入ったピンクパンサーや自身の誕生日である11/1をモチーフにした腹部のタトゥー”11~1”や、額にある「Get Cake Die Young」のことなどについても語っています。

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ちなみに顔面に入っているタトゥーの1つ「Crybaby」は彼が以前リリースしたミックステープのタイトル。同作にはオアシスの「Wonderwall」をサンプリグした「yesterday」という曲が収録されています。

プロレスみたいなもので、誰もがキャラクターを演じる必要がある。

Lil Peepは、自身のタトゥーは”自分”の一部になっていると語っています。左頬のアナーキーマークなど、身体中に入ったタトゥーは、外見上のLel Peepという存在を表現するアイコニックなものとなっていました。カート・コバーンのイメージを意識的に取り入れていたLil Peepは、そのタトゥーだらけの全身含め、”Lil Peep”という存在自体を「プロレスみたいなもので、誰もがキャラクターを演じる必要がある。」とかつて語っていました。

音楽面だけでなくセルフブランディング力も高かったLil Peep。繊細すぎるアーティスト肌な気質の彼にとっては精神安定剤は必要不可欠だったのでしょう。なんだかそのラッパーとしてのキャラクター作りを含め、なんらかのプレッシャーを感じていたとすれば、Sid Vicious的な面も感じます。しかも奇しくも享年は同じ21歳…。

そういうところもある意味”伝説”性というか、”夭折するカリスマ”というイメージを踏襲しているため、今回の訃報をメディアもこぞって取り上げたのではないでしょうか?

ある種の”伝説”になってしまったLil Peep。色々な記事が世の中に出回ってますが、私としてはその音楽性のファンだったので、もっと彼の曲を聴きたかったというのが最終的な意見ですかね…。改めてR.I.P…

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Text by Lady Citizen aka JF
Top Image via GQ YouTube
Source: GQ YouTube