昨年、新作アルバム『New Energy』をリリースし、今年は4月にRainbow Disco Club出演や東京での単独公演のために来日していたレフトフィールド系エレクトロニックミュージックのプロデューサー、Four Tetが突如ライブアルバム『Live in Tokyo, 1st December 2013』をリリースしていました。
Four Tetが東京公演で録音していた『Live in Tokyo, 1st December 2013』
同アルバムは、タイトル通り、2013年12月に東京・恵比寿にあるガーデンホールにて行われたHostess Club Weekender出演時のライブセットを録音したもの。
4TLR = Four Tet Live Recordings
— Four Tet (@FourTet) September 5, 2018
そのセットは、同年リリースのアルバム『Beautiful Rewind』収録の『Ba Teaches Yoga』からスタート。またセットは『Beautiful Rewind』収録のほか、「128 Harps」や「Jupiters」といった2012年リリースのアルバム『Pink』収録曲で構成されています。
2018年5月にライブ録音した音源も
またFour Tetは、先月、今回と同じような形で今年5月にベルリンで行なったライブ音源アルバム『Live at Funkhaus Berlin, 10th May 2018』をリリースしています。
10月に行うロンドン4日間連続公演のチケットが破格すぎてツラい…
ちなみにFour Tetは、10月からロンドンの有名ベニュー・Brixton Academy(ブリクストン・アカデミー)にてなんと4日間連続のイベントを主催。同イベントでは前半の平日10/11、10/12はFour Tetのライブセット、後半の週末10/12、10/13はオールナイトイベントとして開催され、今後イベントのスペシャルゲストが発表されるとのことですが、驚きはそのチケットの安さ。なんとたった5ポンドという超破格な設定になっている点です。
現在のレートで5ポンドは約714円。ロンドンだとクラブイベントのエントランス料相場で言えば、5~10ポンドくらいのものは仮にFour Tetクラスのビッグネームが出演するとしても結構ありますが、ライブセットもこの価格というのはエグい安さのため、チケットは完売。結構なFour Tetファンの私からすれば、今年のLIQUIDROOM(リキッドルーム)での東京公演チケットが6000円でも完売しているので、本国でその価格だったらまあそうなるよねという話。
そんなわけで色々な意味でロンドンでのイベントには物理的に遊びに行けないので『Live in Tokyo, 1st December 2013』と『Live at Funkhaus Berlin, 10th May 2018』の2つを聴いてFour Tetのライブを疑似体験したいなと思います。以上、お後がよろしいようで。