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りんご音楽祭で販売されるCRZKNY新作グッズと映画『寝ても覚めても』についての話

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先日、とは言ってももう2週間ほど前なのですが、韓国ではポスト広末涼子の呼び声高い若手女優の唐田えりかと人気イケメン俳優東出昌大がメインキャラクターを演じる映画『寝ても覚めても』も鑑賞しました。話のあらすじなんかは割愛しますが、その”透明感”に注目が集まっている唐田さんですが、同作では演じた朝子というキャラのせいか、イマイチその感じは伝わってこないなと思ったものの、見事に清楚系ビッチを好演されていました。

 

またその朝子は関西弁女子なのですが、関西出身以外の人が無意識に持ってしまうであろう「大阪の女子=明朗活発」に反して、そのキャラクターは、ちょっと引っ込み思案っぽくて、どこか話し方も小声で無機質っぽいのですが、ああ、こういう女子実は関西にも結構いるよね。というか知り合いにいるとなって結構リアルだなと思いました。唐田さんは、千葉県だそうですが、東出昌大より全然関西弁が上手だなと思いました。あと映画では、黒猫チェルシーの渡辺大知も出演しているのですが、彼の演じる岡崎というキャラが良かったです。また私としては彼の出演映画は、その2009年の役者デビュー作『色即ぜねれいしょん』しか観たことがなかったので、その役者キャリアを9年くらいスッとばして観たからかもしれませんが、役者としての成長ぶりにおお!となりました。岡崎については、後半に再登場する場面に特に注目です。

youtu.be

なお、映画『寝ても覚めても』は、内容的には最後、映画を観た人の想像にお任せします的というかフランス映画のようなちょっと煮え切らない感じで幕を閉じます。そして映画のエンドロールが始まり、tofubeatsによる主題歌「RIVER」が聴こえてくるのですが、そこで頭に浮かんだのが、CRZKNYによる「RIVER」のブート「R.I.V.E.R.Z」。

 

そちらはtofubeatsのお洒落感、CRZKNYの地獄低音感が交互に幾重にも重なるようなテイストで極悪なミルフィーユと以前評させて頂きましたが、なんというか、テンポが結構トチ狂った感のあるスピードで話が進み、幸福と地獄的な描写が次々重なっていくような映画本編を彷彿とさせるため、もしかしたらCRZKNY『寝ても覚めても』の試写見たのか? と思ってしまいました。ですので、まだ『寝ても覚めても』をご覧になっていない方は改めて、CRZKNYによる「R.I.V.E.R.Z」を聴いてから映画館に行くとちょっと妄想が膨らむので、オルタナティヴな映画の楽しみ方としてオススメしたいです。

www.jfmusicwritterclass.com

閑話休題。

ちなみにCRZKNYは、9/22~9/23に開催されるりんご音楽祭2018に出演。それに合わせて新作マーチも販売されるとのこと。

 

 


商品ラインナップはTシャツと、最近のストリートファッショントレンドのサコッシュの2種。どちらも彼の地元である広島をレペゼンした「HIROSHIMA SHITLIFE」強烈な文字プリント入りになっています。是非、TMK(透明感)溢れる唐田えりかさんにこれを装備して頂き、ちょっとグライムの”Boy Better Known”、BBKっぽい地獄感溢れる「GGK(地獄感)」がハンパない感じになって、是非有村架純のマネージャーにSNSでつぶやいてほしいものです。

なお、CRZKNYは、最近自身のSoundCloudにTravis Scott(トラヴィス・スコット)の『ASTEROWORLD』収録「CAN’T SAY」ネタの「30min (travis scott can't say juked out)」を公開したばかり。疾走するJukeという感じでめちゃクールです。

soundcloud.com

Top Imege via CRZKNY