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コーチェラ2019第2週目ライブストリーミングの内容、スケジュールなど気になったことを調べてみた

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なんとなく夜中ですが、眠れないので明日。というかこの記事を執筆している現在でももう4/20なので今日なのですが、気になっていたコーチェラ2019第2週目、Weekend2のライブストリーミングについて調べてみました。

 

コーチェラ2019第1週目をサクッと振り返る

まず先週の第1週目、Weekend1では、昨年と違い、Childish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ)、Tame Impala(テーム・インパラ)、Ariana Grande(アリアナ・グランデ)らヘッドライナー3組のライブストリーミングが実施されました。

初日はやはり、映画『Guava Island(グアヴァ・アイランド)』公開や、何より話題になった「This is America」の件もあって、Childish Gambinoの”教会”ライブには大きな注目が集まる結果になったと思います。

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このライブはほかのヘッドライナーに比べ、過度に舞台のLED装置や照明を使わないことを選択したもので、舞台装置の派手さという意味では昨年のBeyoncé(ビヨンセ)の伝説的なライヴとは対照的なものになっていたと思います。その代わり、めっちゃ動線 使ってたけど...。(Beyoncéのコーチェラ2018のライブについては話題のNetflix作品HOMECOMING: ビヨンセ・ライブ作品』を観て頂けたらと)。

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しかしながら同ライブで彼が見せた観客との”ジョイント回し”やバックステージに戻ってJanelle Monáe(ジャネール・モネイ)とハグするなどやりたい放題のパフォーマンスはそれとはまた別の意味で伝説になったのではないかなと。

 

またAriana Grandeも自身のヒット曲のほか、直前から匂わせていたNSYNC(イン・シンク)、Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)とのコラボ、さらにはDiddyとMaseを招いてまさかのThe Notorious B.I.G.(ノトーリアス・B.I.G.)「Mo Money Mo Problems」のカバーを披露するなど、現代の歌姫、ポップクイーンの実力を遺憾なく発揮したパフォーマンスは非常に印象的でした。

それ以外にも私的には完全にフレンチエレクトロの人のような立ち振る舞いを見せたCharlotte Gainsbourg(シャルロット・ゲンズブール)にもかなりアガりましたし、最新のAVセット導入するもまさかのテクノロジー方面よりも、紅茶を飲むパフォーマンスの方に目を奪われてしまった人が続出したことで、ある意味、オーディオヴィジュアルライヴの概念を変えてしまった感のあるNina Kraviz(ニーナ・クラヴィッツ)、サマソニで見たすぎ度が爆上がりしたThe 1975、BLACKPINK(ブラックピンク)なんかのライブもすごく良かったです。

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コーチェラ2019第2週目のライブストリーミングは第1週目とは異なる形で実施される

ただ、Weekend1のパフォーマンスはリルーピングである程度見逃しても後から視聴できたとはいえ、さすがに全部くまなく視聴する時間は物理的に持てなかったわけでして…。

ですので、私としては予てから発表されていた"コーチェラ初の2週に渡り行われるライブストリーミング"にある意味かけていたわけですが、配信アーティストのことが気になって調べていたところ、どうやらWeekend2のライブストリーミングは自分が思っていたWeekend1同様の形ではないことに気づきました…。フジロック出演のKhruangbin(クルアンビン)を見逃したことが今になって悔やまれます。

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現段階で調べてみてわかったことを整理していきますと、まずWeekend2は、先週のような100組以上の配信アーティストをずらりとしかも見やすく並べたタイムテーブル付きのプレイヤーは公開されないようです。つまり、先週と全く同じ形での配信ではないということ。ぶっちゃけ、てっきりこれまでその形で配信されると思っていたため、ショックといえばショックです。だから日本時間4/20午前3時過ぎの段階でもまだ16組しかアーティストの名前がないのはそういう理由だからっぽいです。ああ、なるほどね…。

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「Coachella Curated」チャンネルとは?

ちなみに1週目は3チャンネルあったライブストリーミングのチャンネルですが、2週目は2チャンネルになるようです。そのうちのアメリカのラジオ局「KCRW」のJason Bentleyがホストする「Coachella Curated」チャンネルでは、先週のアンコール、ライブ映像、インタビュー、ドキュメンタリーなど異なるコンテンツが1つのチャンネルで放送される予定です。

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またそのドキュメンタリーですが、実はそのティーザー動画は、以前からコーチェラのYouTube公式チャンネル内にある公開プレイリスト「Coachella Curated」としてまとめられています。(おそらく多くの人があまり気にしていなかったはず...。少なくとも私はあるのは知っていたものの再生しようという気にはなりませんでした)

それを見ているとNina Kraviz、Little Simz(リトル・シムズ)、Christine and the Queens(クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ)、そして個人的に最近Netflixで観て面白かったクラブカルチャーがテーマドラマ『ターン・アップ・チャーリー ~人生アゲていこう!~』で主演していた俳優で、今年のコーチェラにも出演していたIdris Elba(イドリス・エルバ)らがラインナップされていることに気がつきます。

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*Christine and the Queensは身内の不幸によりWeekend2出演を急遽キャンセル

 

Billboardによるとドキュメンタリーは、コーチェラの共同創設者であるPaul Tollettがロシア、韓国、西アフリカ、オーストラリアなどを旅して、出演者の音楽的なバックグラウンドに迫るとのこと。またロシアならNina Kraviz、韓国ならBLACKPINKといったように今年の出演者に関連する内容になっているようなのでとても気になります。個人的にはLittle Simzがティーザーにあることを考えるとロンドンのシーンもその対象になっていそうなので、期待したいところです。

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ダンスミュージックアクト中心の「Coachella 2019 Yuma LIVE」チャンネル

また「Coachella Curated」以外にも「Coachella 2019 Yuma LIVE」というライブストリーミングチャンネルが用意されています。こちらは同フェスで主にダンスミュージックアクトで固められたステージであるYumaステージを配信するものだと考えられます。

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現時点でのWeekend2配信スケジュールを見ていると例えば、先月来日した人気のAmelie Lens(アメリー・レンズ)始め、Charlotte de Witte、Dusky、Deep Dish、Kölsch、Nicole Moudaber、Nocturnal Sunshineなどやけにダンスミュージックアクトばかりだなと思っていたのですが、どうやらその答えはこの「Coachella 2019 Yuma LIVE」にあった模様。

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タイムテーブルを見ていると確かに先述のダンスミュージックアクトはYumaにラインアップされているので、それはそういうことなのでしょうね。でもクラブミュージック好きにとってはこのチャンネルからの配信はかなり胸アツなのでは?と思います。Ross From Friends (ロス・フロム・フレンズ) の配信も追加で決まらないかな〜。

 

そんなわけで先週とは一味違った形となるコーチェラ初の第2週目放送ですが、2チャンネルとも配信開始は日本時間4/20午前9時からとなります。また「Coachella Curated」チャンネルでは、どのような配分でドキュメンタリー、アンコール、ライブ動画などが配信されるか気になります。配信スケジュール公開してほしい…。

なお、日本におけるコーチェラ関連での最大の関心事といえばPerfumeの配信時間かと思いますが、こちらは日本時間で4/22(月)16:00頃に実施される予定だそうです(月曜の16時となると社会人には中々視聴が難しい時間ですね)。その前はAriana Grandeだそうで、これはWeekend2のライブがライブストリーミングで配信されるということなのかと思いました。というかそう思いたいですね。

あっ、そういや現地時間日曜4/21はKanye West(カニエ・ウェスト)のサンデーサービス(日曜礼拝)も配信される予定のようです。以上、お後がよろしいようで。

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Top Image via Coachella
Reference: Coachella, Billboard1,2