現在、新曲「This is America」が世界中でバズりにバズって空前絶後の話題になっている俳優兼ミュージシャンのドナルド・グローヴァーことChildish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ)。
Stevie Wonderと共演「Superstition」を披露する
件の曲やMVに対する様々な考察は未だホットなトピックで、次にリリースが予定されているアルバムは一体どのような感じになるんだ? と今から興味津々すぎなわけなんですが、そんな彼が、最近、音楽界の巨匠Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)がLAのThe Peppermint Clubで行なったライブに出演したそうです。
そのライヴでChildish Gambinoは、Stevie Wonderとともに彼の代表曲の1つ「Superstition」を熱唱。
先述の「This is America」は音楽的には南国っぽい展開あり、ゴスペルっぽい展開ありのある意味でスペクタクルな展開のトラップになっていましたが、2016年のアルバム『Awaken, My Love!』では、ソウル、ファンクを取り入れた内容だっただけにこの「Superstition」はかなりChildish Gambinoにハマっていてなかなか良い感じに仕上がっています。
Donald Glover singing "Superstition" with Stevie Wonder last night at The Peppermint Club in L.A. Kelly Rowland, Jessie J on backup vocals. Wow. pic.twitter.com/ZhjF6O5a1w
— Marlow Stern (@MarlowNYC) 2018年5月10日
バックコーラスはデスチャのケリーらという豪華さ
しかも、4月のコーチェラ2018の衝撃のデスチャ再結成も話題になった元Destiny's Child(デスティニーズ・チャイルド)のKelly Rowland(ケリー・ローランド)とUKのシンガーJessie J(ジェシー・J)が、その際のバックコーラスを務めるという豪華すぎるコラボも行われていたようです。そんな有名ミュージシャンを集結させることが可能なStevie Wonder、さすがの御大ぶりですね。
「This is America」MVがYouTube再生数1億回突破
というわけで、ソウルフルなChildish Gambinoの一面を見ることができたその「Superstition」ライブなんですが、「This is America」に話を戻すと、こちら、以前歌詞解説サイトのGeniusでも記録的なPV数を叩き出していましたが、ストリーミングも半端ないことになっているようです。ちなみに現在、YouTubeでのMV再生数は、なんとこの記事を執筆している時点で1億回を突破。公開から10日足らずでこの数字は、いかに世界中から注目されているかを物語っている気がします。
さらにBillboardのシングルチャート「Billboard Hot 100」でもこれまで15週に渡り首位の座をキープし続けていたDrakeの「Nice For What」を追い抜く可能性が高いと報じられています。実際にそうなると同曲は文字通りの空前絶後の話題曲という位置付けをさらに盤石にし、間違いなく今年を代表する1曲になりそうです。
SZAの新MV「Garden」にドナルド・グローヴァーとして出演
なお、その「This is America」MVで、出演シーンが自由の女神的位置付けだと考察されていたSZAが、新作MV「Garden」にChildish Gambinoが出演していることを自身のInstagramで明かしています。そのティーザー動画を見ている限り、Childish Gambinoは、俳優や脚本家名義のドナルド・グローヴァーとして出演している模様。
「This is America」MVでは、次のChildish Gambinoの曲がSZAとのコラボになるという予想めいた考察もありましたが、その答えは、「Garden」MVにあったということなのでしょうか? それはそれで楽しみですが、2人のコラボ曲も是非聴いてみたいなと思うので、引き続き、先述の予想が的中することに期待していきたいと思います。
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Top Image via Marlow Stern
Source: Pitchfork1,2, hypebeast