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6ix9ineが麻薬取引や銃撃など9つの容疑を認め、減刑のための司法取引へと動き出した件

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昨年11月に恐喝、麻薬取引、銃撃などの犯罪に関与した疑いにより逮捕されたTekashi 6ix9ineこと6ix9ine(シックスナイン)*本名:Daniel Hernandez(ダニエル・ヘルナンデス)。

 

逮捕当時は、ヒップホップファンの間だけでなく、以前のK-POPスターの曲のパクリ疑惑からK-POPファンから#6ix9ineisgoingtojailpartyなるSNSキャンペーンも起こされるなど多方面から注目を集めました。

6ix9ineが現在問われている容疑を認め、これまでの態度を一変させる

しかし、最近は恋人が彼の収監後初の写真を公開したり、勾留中、新曲を作っていることなども報じられましたが、ここにきてなんと現在、逮捕のきっかけとなった容疑を認める発言を行なったそうです。最近、報じられたことによれば、6ix9ineは、先日行われた審理で現在、問われている容疑について関与を認め、これまでの無実を主張するスタンスから態度を一変させているとのこと。

 

6ix9ineの容疑は当初8つでしたが、現在は1つ増え、9つの容疑がかけられており、有罪になった場合は、逮捕当時は最短で25年間の服役、最悪終身刑とのことでしたが、現状では47年間の服役という刑罰に直面しているとのこと。また今回の彼の罪を認める発言は、その減刑のための司法取引となり、検察側の捜査に協力するための見返りと見られています。

Chief Keef銃撃やヘロイン密売を認めたほか、ギャンググループのメンバーになっていたことを明かす

ちなみに6ix9ineは最近の審理で、昨年注目を集めたChief Keef(チーフ・キーフ)銃撃事件の関与や2017年にヘロイン1キロ分を密売していたことを認めているほか、自分が2017年の秋にギャンググループのNine Trey Bloodsのメンバーに加わっていたことも明かしています。また彼は2018年3月には、ギャング仲間がグループ内での地位を上げるためにライバルのギャングを殺そうとするのを手助けをしたことや、4月にはギャング仲間とともにライバルのギャングを銃で脅したとのこと。そんなわけでガチなギャングになっていたっぽい6ix9ine。なんだか、知らぬ間にヤクザになっていた某ボクシング世界チャンピオンが頭に浮かびました。

閑話休題。

 

出所しても後が怖そう。行くも地獄、戻るも地獄状態的な気が…

思うにこれは、Nine Trey Bloodsの悪事を捜査したい検察側としても司法取引のための好材料。一方で、6ix9ine的にもその情報を売り渡すことで、減刑が期待できるなら是が非にでも応じたいはず。ただ、減刑され、出所したとしても、その裏切り行為をギャング仲間が許すはずはないため、行くも地獄、戻るも地獄状態な気が…。仮に無事に出所したとしてもなんだか、かの有名な90s海外ドラマのアイコン「ビバリーヒルズ青春白書」のディランの父親(当初はマフィアによって爆死させられたと思われていた人です)並みに証人保護プログラムを受けて、別人として余生を過ごす状態になるのではないかなぁと。どうなんでしょうね。

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なお、これらの容疑に関する裁判の判決が下されるのは2020年1/22に予定されているとのことです。果たして6ix9ineは減刑を勝ち取ることはできるのでしょうか? 気になります。以上、お後がよろしいようで。

*2019/2/13 追記

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Reference: TMZ