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大量のギャングが法廷に駆けつける6ix9ine「法廷劇場」、結末は証人保護プログラムなのか? という話

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先週、自身が関わるギャング「Nine Trey Gangster Bloods」についての裁判が行われ、そこでほかのラッパーたちと組織との関与を暴露しまくるという”ギャングスタの流儀”に反する"ノンプロフェッショナル"な行動でまたもや注目を集めたラッパーの6ix9ine(シックスナイン)。

 

 6ix9ine「法廷劇場」とは47年の刑期を削るための悲喜こもごもを切り取った法廷ドラマ

Meek Millからは”インターネット・ギャングスタ”と揶揄されるなど、なりふり構わない行動に多くの人が呆れていますが、この芸風こそが6ix9ineっぽいというか、決して褒められたことではないものの、天然なのか計算なのか、与えられた役割を100%こなしてしまう”お騒がせ”気質。ここまできたらもはやこれは彼の最後の身体を張ったエクストリーム芸なのでは? と思わずにはいられないっていう…。

というのもこのギャング関連裁判では、当局側の捜査に応じることで、減刑を勝ち取るという司法取引が行われており、恐喝、麻薬取引、銃刀法違反など9つの重罪を問われている6ix9ineは、まともにいけば47年もの年月を刑務所内ですごすことになるそうだとか。

これは当初は終身刑と言われていたことから考えると多少はマシなんでしょうが、47年もの刑期を終える頃には彼ももう立派な老人。47年も終身刑もある意味もう変わらないから、じゃあ、仲間でもなんでも売ってしまえマインドが働いてのことなのは間違いないでしょう。ただ、これが流儀には反しているんですけどね…というのが界隈からの声なんですが…。

 

それに関連して、最近の報道によりますと6ix9ine本人は裁判で先述の9つの罪を認めており、実際にすでに47年の刑期も宣告されてはいる模様。現在はそれを減刑させるためのやりとりが法廷では行われているようです。

また裁判中の写真は公開されていないものの、6ix9ineは基本的には殊勝な態度で望んでいるそうで、しかもトレードマークのレインボーカラーの髪は鳴りを潜め、現在は落ち着いたダークな髪色になっているそうです。

余談ですが裁判中の彼の姿については記録用スケッチが公開されているものの、奇しくもそのヘタウマなテイストが話題になっていることはおそらく皆さんもご存知のはず。

6ix9ine「法廷劇場」観客はマジのギャング!? あたかも”親類の結婚式”のようとの報告も

このように続々と情報が報じられている6ix9ine「法廷劇場」ですが、なんと件の裁判では、予てから報じられている例の密告されたギャングたちの姿が多数見受けられたとの報告もあります。それによるとチームカラーの赤をまとったブラッズメンバーは法廷のほぼ半分を占めており、あたかも”親類の結婚式”のようだったとのこと。その例え、今いる? とはなりつつも、落ち着いて考えるとそんな結婚式は嫌すぎる…。そして、そのプレッシャーの中で密告し続けられる6ix9ine、マジ鬼メンタルすぎやしないか…。

しかし、どうやらその鬼メンタルの元はやはり司法取引、そしてそれに伴う身の安全を保障する「証人保護プログラム」にあるようです。NY Timesによると裁判後、6ix9ineは証人保護プログラムに入り、アイコニックな髪色をやめ、フェイスタトゥーも消して普通の人として生きることができると元FBIの捜査官もコメントしているそう。

またその際のタトゥーを消すための費用は政府が負担することはないと付け加えていますが、ケチって消さなかったら6ix9ine本人ってモロバレやん…。ちなみに余談ですが6ix9ineのフェイスタトゥーを模したタトゥーシールセットもネット通販では販売されています。

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ことの顛末の思い出や今年のハロウィンの仮装用、さらには今後を見越して高価転売用に買っておくという人がこれから少なからずでてきそう…。

 

 

先述の”法廷劇場”に駆けつけたブラッズギャングはさておき、すでに元マネージャーでギャング仲間のShottiから報復の可能性を示唆されている6ix9ine。ドラクエでいうところの「いのちをだいじに」作戦をとる場合、証人保護プログラムしかもう選択肢はないような…。エクストリームな芸風のラッパー人生卒業が人生継続の鍵。文字通り別人になってどこかでひっそり暮らすのか、それとも...。

勝手な予想ですが、もし一度は姿を公の場から消したとしてもそのうち、自ら本人だと名乗り出てきそうなのが6ix9ineな気がします。一部では来年2020年1月出所だと言われていますが、どうなるんでしょうか? 今後の動向が気になります。

 

法廷での密告というシュールな芸がネット民によっていじられる

最後にそのギャング密告ネタでもうひとつ。Trippie Redd(トリッピー・レッド)だけでなく、Jim Jones(ジム・ジョーンズ)、さらにはCardi B(カーディ・B)といった人気ラッパーたちもギャングメンバーだと暴露を続けたことが話題の6ix9ineですが、この暴露があまりにもマジなのかネタなのかわからない”シュールな芸”すぎて、ネット民がちょっと前からこのことをいじりまくっています。

そのいじりポイントは海外メディアがTwitterで報じる”BREAKING”から始まる6ix9ineの暴露のくだり。これがミーム化され、例えば全く関係がなさそうな、インドネシア出身のラッパーRich Brian(リッチ・ブラインアン)がブラッズメンバーだというネタ投稿が話題になりました。(本人はネタに対してびっくりしたとツイート)

ちなみに以前、Rich Brianは6ix9ineの音楽について絵文字のう○こを使ってクソ認定しています。それが遠因なのかな?

youtu.be

 


その類の投稿をまとめたものは現在、各メディアによって公開されていますが、私が好きなのはBETによるこちら。

www.bet.com

またミームは”BREAKING”系だけではなく、様々な形でオンライン上でバイラル化しました。「6ix9ine法廷劇場発、笑える密告ミーム25選」的記事のこちらもなかなか面白いので興味がある方はご一読いただけたらと。

ちなみに私が好きな6ix9ineミームは裁判ネタではありませんが、こちらの計算ができない6ix9ineというネタもの。これまでの密告などを鑑みるに実際は十分に”計算”はできる6ix9ine。(逮捕された初日から司法取引に応じるつもりだったと言われています)そのことを考えるとなかなかに皮肉だなぁと。以上、お後がよろしいようで。


追記:

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Reference :hnhp, NY Times