今週、TV番組「Jimmy Kimmel Live」にKanye West(カニエ・ウェスト)が出演。番組では、かねてからのトランプ大統領支持や自身のメンタルヘルスもトークのトピックになり、多方面から様々な反響を得ることになったわけですが、そんな彼の新曲が公開され、話題になっています。
Kanye West新曲「XTCY」が突如公開
Kanye Westと言えば、今年5月末から6月末にかけての自身のソロ新作アルバムを含む”7曲入り”アルバムシリーズで世間の注目を集めたり、最近ではChance the Rapper(チャンス・ザ・ラッパー)とのコラボアルバム制作も取り沙汰されたりもしていました。
そんな彼の新曲「XTCY」は、これまでにJAY-Z(ジェイ・Z)やRakim(ラキム)、Mariah Carry(マライア・キャリー)、Busta Rhymes(バスタ・ライムス)、The Fugees(フージーズ)といったレジェンドたちの楽曲を手がけ、NIKEのコンサルティングなど音楽以外の方面でも実績があるベテランDJ/プロデューサーのDJ Clark Kent(DJクラーク・ケント)によってファイルストレージサービスWetransfer 経由でフリーダウンロードという形で公開されました。また現在は、audiomack上でも再生可能なっています。
Sitting in the studio with my man @kanyewest and he said.. "Clark, let that new "XTCY"joint go!!! So.. ENJOY: NEW KANYE WEST.. https://t.co/n2LfhUvMxR
— DJ CLARK KENT (@DJClarkKent) August 11, 2018
新曲はお蔵入りになった「ye」収録曲
またこの新曲「XTCY」は、「ye」リリース前にKanye West自身がSNSでチラ見せして初期の「ye」トラックリストに名前があったものの、リリース時には収録されなかったお蔵入り曲の模様。
— KANYE WEST (@kanyewest) May 15, 2018
ドラッギーさ強め「XTCY」
ちなみにトラック内容は、サイケなダブ処理やチョップした女性声ネタや喘ぎ声っぽい声ネタ使いと、”You got sick thoughts? I got more of them”といった自身のメンタルヘルスに関連したようなリリックが印象的で、個人的にはドラッギーさが強めだなと感じました。私的にはリリックはさておき、「XTCY」の方が、すでに発売されている「ye」収録曲のどの曲よりも好みです。
「ye」に関しては、リリース1ヶ月前に一旦それまでに完成させた曲をボツにして作り直しを行ったことが明かされています。ですので、もしかしたら今後も今回の「XTCY」のように本リリースではボツになった”オリジナル「ye」”お蔵入り曲が公開されるなんてことがあったりして....
なお、冒頭でお伝えしたKanye Westによるトランプ支持発言ですが、それを受けてトランプ大統領はTwitterで彼に対する感謝の言葉を述べています。
Thank you to Kanye West and the fact that he is willing to tell the TRUTH. One new and great FACT - African American unemployment is the lowest ever recorded in the history of our Country. So honored by this. Thank you Kanye for your support. It is making a big difference!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) August 10, 2018
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Source: hnhp