お騒がせラッパーとして、この世の春を謳歌していたTekashi 6ix9ine（テカシ・シックスナイン）こと6ix9ine（シックスナイン）。昨年11月の逮捕以来、ずっと収監中の彼ですが、現在は、恐喝、麻薬取引、銃刀法違反など全部で9つの容疑を認めたものの、減刑を求め、仲間を売ることで司法取引に応じる構えをみせたせいで、Snoop Dogg（スヌープ・ドッグ）らギャングスタ・ラッパーの先輩たちからは、ギャングスターの流儀に反したとしてディスられまくり。
仮に無事、出所しても裏切り者、卑怯者の謗りを受けることは免れず、逆に命の危険があるとも言われています。
6ix9ine釈放の可能性を恋人がほのめかす
しかし、そんな6ix9ineに新展開。なんと以前、収監後の6ix9ineの姿をおさめた写真を公開していた彼の恋人であるJadeが、2020年1月までに6ix9ineが出所するかもしれないということを先日、自身のInstagramに投稿していたことが報道により明らかになったようです。
XXLによるとJadeは7/28の投稿で6ix9ineの出所について、その可能性をほのめかしていたそうです。現在、その投稿のオリジナルは削除されていますが、投稿には”6 more months motherfucker”とあり、6ix9ineを彷彿とさせる虹とユニコーン、ハートの絵文字が添えられていることが確認できます。
ニューヨーク在住の弁護士が懲役刑が科される可能性は低いと語る
また7/29には、ニューヨーク在住の弁護士で有名Instagramアカウント ”lawyerforworkers”を持つMohammed Gangatという人物が動画で6ix9ine出所の可能性について私見を述べました。それによると6ix9ineは先述の司法取引を行なっているため、2020年1月に予定されている最終判決では6ix9ineに対し、懲役刑が科される可能性は低いそうです。
現在、6ix9ineの弁護団には、21 Savage（21サヴェージ）の”不法滞在”問題を解決に導いた凄腕弁護士のAlex Spiroが加わっており、7/9に行われたニューヨークでの公聴会に弁護士として参加していた模様。
今のところ、6ix9ineとともに逮捕された11人のうち、9人は罪状を認めていることは以前から報じられていますが、6ix9ineの恐喝事件は今年9/4に裁判が行われるとのこと。
釈放後、6ix9ineは返り咲けるのか?
これまでにも無実を主張するも一転して主張を変えるなど、逮捕当初から状況が色々と変わってきている6ix9ine。司法取引に加え、凄腕弁護士の力で出所となるのか、今後の6ix9ineに関する状況の変化を報じる続報に注目が集まりそうです。
でも6ix9ineはリアルに色々な意味でワルいやつだったことと、今や彼に変わるスターは続々と登場。しかもポリコレ意識も高まり、さらには裏切り者のレッテルも加わっているため、出所してきたところで以前のような受け入れ方をされるかどうかはかなりあやしいところではないでしょうか?
行くも地獄、とどまるも地獄という感じの6ix9ine。悔い改めていれば良いのですが…。以上、お後がよろしいようで。
▶︎あわせて読みたい記事はこちら
